近畿大学 国際学部 総合型選抜の入試概要
学部(募集要項) | 国際学部 | |||
学科 | 国際学科 | |||
コース等 | グローバル専攻 | 東アジア専攻 中国語コース | 東アジア専攻 韓国語コース | |
入試方式 | ||||
詳細な方式 | ||||
募集人数 | ||||
出願資格 | 評定 | あり(その他参照) | ||
外国語資格 | “TOEFL iBT®:42点以上 TOEIC®L&R + TOEIC®S&W:560点以上 IELTS:4.5以上 GTEC (4技能):870点以上 TEAP 4技能パターン:200点以上 ケンブリッジ 英検:135点以上 実用英語技能検定 (英検®):2級以上” | TOPIK:2級以上 ハングル能力検定:4級以上 高校生のための 韓国語検定試験:レベルⅡ | ||
専願 | ||||
その他 | (1)英語科目の学習成績の状況(評定)が3.8以上の者で、以下のいずれかの条件を満たす者。 ❶高等学校入学後、在籍高等学校が認める海外語学研修または留学の経験を有する者。 ❷文部科学省「トビタテ!留学JAPAN」の参加者。 ❸大阪府立グローバルリーダーズハイスクール(10校)で、高度な英語学習に取り組んだ者。 ❹WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)拠点校の取り組みに参画した者。 (2)高等学校入学後、全日本高校模擬国連大会(グローバル・クラスルーム主催、ユネスコ・アジア文化センター共催)およびそれに準ずる大会に出場した者。 (3)高等学校入学後、英語ディベート、英語エッセイコンテストなどにおける全国レベルの大会において入賞実績を有する者。 (4)国際バカロレア認定校(日本語DP、英語DPいずれも出願可能)において、IBDiploma取得者または令和8年3月31日までに取得見込みの者。 | 左記に加えて上記、外国語資格を保有すること。 | ||
出願資料 | 入学志願書 | |||
志望理由書 | ○ | |||
エントリーシート | ||||
推薦書 | ||||
自己推薦書 | ||||
活動報告 | ||||
調査書 | ○ | |||
外国語資格 | ||||
その他 | 出願条件を証明する資料 自己紹介書 | |||
試験内容 | 面接 | ○ | ||
小論文 | ○ | |||
プレゼン | ||||
GD | ||||
外国語試験 | ||||
筆記試験 | ||||
その他 | 小論文は日本語および英語 | |||
出願期間 | 9/15-9/29 | |||
試験日 | 10/11 |
近畿大学の概要
建学の精神
実学教育と人格の陶冶
真の「実学」とは、必ずしも直接的な有用性を志向するだけではなく、その事柄の意味を学び取ることを含む。現実に立脚しつつも、歴史的展望をもち、地に足をつけて、しなやかな批判精神やチャレンジ精神を発揮できる、創造性豊かな人格の陶冶を志向するものである。
沿革
近畿大学は、1925年(大正14年)創立の大阪専門学校と、1943年(昭和18年)創立の大阪理工科大学を母体とし、1949年(昭和24年)の新学制により設立された私立総合大学である。
創設者であり初代総長の世耕弘一は、「実学教育」と「人格の陶冶」を建学の精神とし、「人に愛される人、信頼される人、尊敬される人の育成」を教育理念に掲げた。世耕は、自らの苦学の経験と政治家としての歩みを経て、「すべての日本人に高等教育の機会を」という理想のもと、総合大学としての近畿大学の礎を築いた。
1949年の設立当初は理工学部と商学部を設置し、その後も順次学部を増設。1950年に法学部と短期大学部、1954年に薬学部、1957年に通信教育部、1958年に農学部、1959年に工学部、1966年に第二工学部(現・産業理工学部)、1974年に医学部、1989年に文芸学部、1993年に生物理工学部、2010年に総合社会学部、2011年に建築学部、2016年に国際学部、2022年に情報学部を開設し、発展を続けてきた。
現在では、15学部49学科、大学院11研究科・1学位プログラムを有し、17の研究所、2つの短期大学部、18の併設校園、2つの総合病院を設置するなど、日本屈指の私立総合大学に成長している。学生数は約3万人、卒業生は55万人を超え、各界で活躍している。2025年には創立100周年を迎えるに至った。
教育の目的
創立者である世耕弘一が唱えていた、「人に愛される人、信頼される人、尊敬される人の育成」を、そのまま教育の目的としている。
近畿大学 国際学部の学部概要
特色
■国際学科 グローバル専攻
◇全学生対象の1年間の海外留学
1年次後期から2年次前期にかけて、アメリカ、カナダ、オーストラリアの協定校へ全学生が留学する。1年次前期には、英語運用能力を集中的に強化する必修科目を設け、留学先での学習に備える。留学中は、語学教育機関での英語学習に加え、学部講義を履修するなど、実践的な語学力と異文化理解を深める。
◇4つの専門領域による多角的な学び
3年次からは、以下の4つの専門領域の中から希望する分野を選択し、リサーチを進める。
・コミュニケーション・実践領域:高いコミュニケーション能力や実務に役立つスキルを養成し、ビジネス、英語教育、観光、通訳・翻訳などの分野で活躍できる人材を育成する。
・言語文化領域:言語学、社会心理学、文化記号論などを通じて、「ことば」と人との関わりを探求し、言語と文化の深い理解を目指す。
・国際関係領域:国際社会の動態や諸課題を多面的に分析し、共生社会の構築に向けて行動できる力を養う。
・人文社会領域:歴史学、文学研究、芸術学、文化人類学、メディア論などを通じて、グローバルな移動が生み出す「文化」の力を理解し、実社会での応用力を培う。
◇実践的な語学力と国際感覚の育成
留学終了時には、TOEIC®730点以上、TOEFL iBT®75点以上、IELTS®5.0以上のいずれかの取得を目指し、卒業時にはさらに高い語学力を習得することを目標とする。また、海外生活を通じて、豊かな人間性や自立性、多様な価値観や国際感覚を身につける。
◇多様な進路への対応
卒業後は、商社・メーカー・金融などのグローバルビジネスパーソン、ホテル・航空・観光などの国際性の高いサービス業のプロフェッショナル、中学校・高等学校の英語教員、通訳・翻訳家、出版社員、通信・報道・広告などのメディア従事者、国際機関職員、NGO/NPO職員など、幅広い分野での活躍が期待される。
■国際学科 東アジア専攻 中国語コース・韓国語コース
◇中国語・韓国語の初修者向けカリキュラム
入学時から「中国語コース」と「韓国語コース」に分かれ、初めて言語を学ぶ学生を対象に、1年次前期に発音・語彙・文法・会話などの基礎を集中的に学習する。
◇1年間の海外留学による言語運用能力の向上
1年次後期から2年次前期にかけて、中国・台湾・韓国のいずれかの提携大学付属の語学教育機関へ全学生が留学し、高密度な言語習得と異文化理解を深める。
◇3カ国語を操るグローバル人材の育成
帰国後は、専修言語の上級レベルの文法や表現技法、プレゼンテーション、異文化コミュニケーションなどを少人数クラスで学び、英語も必修科目として3カ国語の運用能力を養成する。
◇多彩な専門科目と進路支援
「日中ビジネス」「日韓コミュニケーション」などの科目を通じて、文化交流、観光業、国際営業、通訳・翻訳、メディアなど多様な分野で活躍できる人材を育成する。
◇資格取得の目標設定
中国語コースでは、中国語検定2級以上、HSK6級、TOCFL流利級以上およびTOEIC®600点以上を、韓国語コースでは、「ハングル」能力検定1級、TOPIK6級およびTOEIC®600点以上の取得を目指す。
アドミッション・ポリシー
①国際学部で学べる確かな基礎学力を持った人
②基礎的な語学力とコミュニケーション能力を持った人
③異文化社会や多様な価値観を理解できる柔軟な思考力と創造力を身につけたい人
④激動する国際社会に必要な語学力や知識を身につけるために、強い意志を持って学修に取り組める人
⑤国際感覚を身につけ、社会的課題の解決に貢献したい人
キャンパス
東大阪キャンパス(国際学部)
〒577-0818大阪府東大阪市小若江3丁目4-1
教育研究上の目的・ポリシー
国際学部の教育研究上の目的はこちら
学生数
2,164人(2024年現在)
※学部全体の人数