近畿大学 文芸学部_入試概要

近畿大学 文芸学部_入試概要
目次

近畿大学 文芸学部 総合型選抜の入試概要

学部(募集要項)文芸学部
学科文学科芸術学科文化・歴史学科文化デザイン学科
コース等日本文学専攻 創作・評論コース舞台芸術専攻造形芸術専攻
入試方式総合型選抜
詳細な方式
募集人数20(全学科合計)
出願資格評定
外国語資格
専願
その他次の条件に該当し、その実績を証する資料や作品を提出できること。
文章表現に関わる分野(小説・詩・論文・新聞制作等)で優秀な実績を有する人
省略ポートフォリオ(作品ファイル一冊のみ)を提出できる者(データ提出不可)、また、プレゼンテーション用PowerPointを提出できる者(第1次審査合格者のみ)

デッサン、作品(題名、制作年、大きさ、素材、作品のコンセプトをつけること)、その他 自己アピールできるものを持参すること。
省略省略
出願資料入学志願書
志望理由書
エントリーシート
推薦書
自己推薦書
活動報告
調査書
外国語資格
その他各学科・専攻・コースで定める資料
および自己紹介書
試験内容面接
小論文
プレゼン
GD
外国語試験
筆記試験
その他プレゼンに対する質疑応答
出願期間9/3-9/9
試験日書類審査を経て、2次試験:10/25

近畿大学の概要

建学の精神

実学教育と人格の陶冶
真の「実学」とは、必ずしも直接的な有用性を志向するだけではなく、その事柄の意味を学び取ることを含む。現実に立脚しつつも、歴史的展望をもち、地に足をつけて、しなやかな批判精神やチャレンジ精神を発揮できる、創造性豊かな人格の陶冶を志向するものである。

沿革

近畿大学は、1925年(大正14年)創立の大阪専門学校と、1943年(昭和18年)創立の大阪理工科大学を母体とし、1949年(昭和24年)の新学制により設立された私立総合大学である。
創設者であり初代総長の世耕弘一は、「実学教育」と「人格の陶冶」を建学の精神とし、「人に愛される人、信頼される人、尊敬される人の育成」を教育理念に掲げた。世耕は、自らの苦学の経験と政治家としての歩みを経て、「すべての日本人に高等教育の機会を」という理想のもと、総合大学としての近畿大学の礎を築いた。
1949年の設立当初は理工学部と商学部を設置し、その後も順次学部を増設。1950年に法学部と短期大学部、1954年に薬学部、1957年に通信教育部、1958年に農学部、1959年に工学部、1966年に第二工学部(現・産業理工学部)、1974年に医学部、1989年に文芸学部、1993年に生物理工学部、2010年に総合社会学部、2011年に建築学部、2016年に国際学部、2022年に情報学部を開設し、発展を続けてきた。
現在では、15学部49学科、大学院11研究科・1学位プログラムを有し、17の研究所、2つの短期大学部、18の併設校園、2つの総合病院を設置するなど、日本屈指の私立総合大学に成長している。学生数は約3万人、卒業生は55万人を超え、各界で活躍している。2025年には創立100周年を迎えるに至った。

教育の目的

創立者である世耕弘一が唱えていた、「人に愛される人、信頼される人、尊敬される人の育成」を、そのまま教育の目的としている。

近畿大学 文芸学部の学部概要

特色

■文学科 日本文学専攻 創作・評論コース

◇コースの特色
文学の創作と批評の技術を実践的に学び、21世紀の社会が求める多様な表現者を育成する。​読むことと書くこと、見ることと作ることを基軸に、言語による批評と創造の技術を訓練する。​

​◇多様な進路への対応
卒業後は、小説家、評論家、ライター、新聞記者、編集者、情報産業のコーディネーター、プロデューサー、コピーライター、宣伝部員、図書館司書、学芸員、予備校・塾の講師、教育者、研究者など、幅広い分野での活躍が期待される(言語・文学コースの進路を含む)。

■芸術学科 舞台芸術専攻

◇多角的な学びを可能にする4つの「系」カリキュラム
舞台芸術専攻では、学生の興味や進路に応じて学びの中心となる「系」を選択し、専門的な知識と経験を体系的に習得することができる。​

演劇創作系:演技・演出から照明・音響・舞台美術・制作・舞台監督まで、演劇の舞台を創るための実践的なスキルを習得する。​

舞踊創作系:踊ることからテクニックの習得、振付、作品創り、そして公演制作まで、舞踊の作品を創るための実践的なスキルを習得する。​

戯曲創作系:演劇の上演に必要な台詞とト書きで書かれた戯曲を創作する力を身につける。​

TOP(Theatre Organization Planning)系:舞台芸術を「企画/批評/研究する」という角度から追求し、優れた舞台芸術を生み出すための企画力・批評力・研究力を養う。​

◇実践的な教育環境と施設
2014年に竣工したD館(アート館)は、舞台芸術専攻の実習授業・発表公演で使用される専用施設であり、ホールや実習室など、舞台を創造するための設備が整っている。​

◇多様な進路と資格取得
卒業後は、演劇人、舞踊家、劇作家、企画者、批評家、研究者など、多様な分野での活躍が期待される。​また、中学校・高等学校の「国語科」の教員免許、図書館司書、学芸員資格の取得も可能である。

■芸術学科 造形芸術専攻
◇総合大学ならではのキャンパスライフ
美術だけでなく、文学、経済、理工、薬学など、学問の枠を超えて様々なジャンルの友人や学問と交流できる環境が整っている。​

◇多様な入試制度
デッサンに自信のある人はもちろん、あまり絵を描いたことがない人でも、アート・デザインの世界にチャレンジできるよう、様々な入試制度が用意されている。​

◇1年次から全ゼミ受講制
1年次では8つのゼミ全てを体験し、色々な表現手法の分野を同時に学ぶことで、自分に最も合った表現を見つけることができる。​

◇領域選択制による段階的な専門性の深化
1年次で造形表現全体の基礎を学び、2年次には1領域を選択、3年次にはその領域の中から1ゼミに絞り込み、専門分野の知識・技術を深めていく。​

◇多様な専門領域とゼミナール
平面・メディア表現領域(絵画、版画、染織、イラストアート)、立体・メディア表現領域(グラフィックアート、立体造形、ガラス造形、陶芸)の8つのゼミが設置されている。​

◇実践的な教育と資格取得支援
ゼミナールを超えたプロジェクトやワークショップなどの取り組みを通してコミュニケーション能力を強化し、教員免許、図書館司書資格、学芸員資格の取得も可能である。

■文化・歴史学科

◇多様な文化と歴史を横断的に学ぶ
古代エジプトや戦国時代、地方の祭りから現代のテレビ、ジェンダー・セクシュアリティまで、幅広いテーマを対象とし、既存の枠にとらわれない自由な研究が可能である。

◇4つの専門系による柔軟な学び
「日本史系」「世界史系」「現代文化・倫理系」「文化資源学系」の4つの系を設け、学生は興味に応じて自由に科目を選択し、自分独自のカリキュラムを構築できる。

◇少人数制ゼミによる個別指導
1年次の「基礎ゼミ」「基礎研究」から、3年次の「演習I」、4年次の「演習II」まで、少人数制のゼミを通じて、学生一人ひとりの興味や学習進度に合わせたきめ細やかな指導を受けることができる。

◇実践的なフィールドワークと実習
「文化資源学系」を中心に、多数の実習科目を設けており、学外でのフィールドワークやエジプト、インド、中国などへの自主研修旅行を通じて、体験的に学ぶ機会が豊富に用意されている。

◇アクティブな個性を育む未来志向の教育
学んだ知識を社会や人生で活用・発信する力を養うことを重視し、「文化活用・発信実習」などを通じて、自ら調べ、分析し、考える力を育成する。

■文化デザイン学科

◇3つの領域を横断的に学ぶカリキュラム
「感性学」「デザイン」「プロデュース」の3つの系を設け、学生はこれらを横断的に学ぶことで、人間の文化・芸術活動を日常生活や地域社会、都市環境で活かす新しい仕組みやプログラムをデザイン・構想し、プロデュースする力を養成する。

◇感性学:感じることを通じたアイデア創出
具体的な経験を重視し、芸術からサブカルチャー、香りや料理、夢やデジャヴュ、宇宙のような未知の領域での感じ方までを探求する。体験を通じて実感し、リサーチを行い、新しいアイデアの創発につなげる。

◇デザイン:社会の新しい図柄を描く構想力
空間、視覚、プロダクトの3つの分野を横断し、意匠や図案に限らず、より快適な社会を創り出すための創造的発想法を学ぶ。構想力・創造力を駆使して新しい生活や社会を提案する能力を養う。

◇プロデュース:文化・芸術で社会をつなぐ
アート、デザイン、文化資産の社会化や事業化を目指した総合企画力を育成する。地域活性化、展覧会企画、商品企画、医療環境に文化・芸術を組み入れるホスピタルアートなど、総合大学の強みを生かした教育を実践する。

◇実社会と連携したプロジェクト型学習
ホスピタルアート、商品開発プロジェクト、アロマ空間デザインプロジェクト、Future Ambient Projectなど、実際の社会とつながったプロジェクトを多数実施し、学生の実践力を養成する。

アドミッション・ポリシー

①文学、歴史、文化、思想、芸術、コミュニケーション等、人間の人文学的・精神科学的領域の探求に意欲を持つばかりでなく、広く自然科学の領域にも関心を持つ人。
②知識や技能を修得する能力だけではなく、新しい創造と発見に向けて自らを琢磨する意欲を持つ人。
③社会の中の一員としての責任を自覚し、公共的コミュニケーションを保ちつつ社会に寄与する人格の形成を目標とする人。

キャンパス

東大阪キャンパス(文芸学部)
〒577-0818大阪府東大阪市小若江3丁目4-1

教育研究上の目的・ポリシー

文芸学部の教育研究上の目的はこちら

学生数

2,229人(2024年現在)
※文芸学部 全学科・専攻の合計

特色

文学科 日本文学専攻 創作・評論コースの特色はこちら
芸術学科 舞台芸術専攻の特色はこちら
芸術学科 造形芸術専攻の特色はこちら
文化・歴史学科の特色はこちら
文化デザイン学科の特色はこちら

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