近畿大学 経済学部 総合型選抜の入試概要
学部(募集要項) | 経済学部 | |||
学科 | 経済学科 国際経済学科 総合経済政策学科 | |||
コース等 | ||||
入試方式 | 総合型選抜 | |||
詳細な方式 | 総合型選抜A(グローバルキャリア志向型) | 総合型選抜B(ビジネス・データサイエンス志向型) | 総合型選抜C(起業志向型) | |
募集人数 | 10(全学科合計) | |||
出願資格 | 評定 | |||
外国語資格 | TOEFL iBT®:42点以上 TOEIC®L&R + TOEIC®S&W:790点以上 IELTS:4.0以上 実用英語技能検定 (英検®):2級以上 その他の外国語:実用フランス語技能検定準2級以上、中国語検定4級以上、ドイツ語技能検定4級以上、韓国語能力試験(TOPIK)3級以上などCEFR A2レベル相当以上 | |||
専願 | ||||
その他 | その他、高校入学後、外国語に関する大会等での受賞経験がある者。(賞の種類は問わない) | ・商業、経済、統計等に関する資格試験において、一定以上の成績を有する者。 【資格例】 日本商工会議所簿記検定2級以上、全国商業高等学校協会簿記実務検定1級、 全国経理教育協会簿記能力検定1級以上、全国商業高等学校協会情報処理検定1級、ITパスポート(IP)試験合格、基本情報技術者(FE)試験合格、統計検定3級以上、実用数学技能検定準1級以上など ・高校入学後、商業、経済、統計等に関する大会等での受賞経験がある者。(賞の種類は問わない) | ・近畿大学在学中の起業を強く志望している者。 ・起業経験がある者。(個人事業主、法人のどちらでも可) ・高校入学後、ビジネスコンテストやアイデアコンテスト等で受賞経験がある者。(賞の種類は問わない) | |
出願資料 | 入学志願書 | |||
志望理由書 | ○ | |||
エントリーシート | ||||
推薦書 | ||||
自己推薦書 | ||||
活動報告 | ||||
調査書 | ○ | |||
外国語資格 | ||||
その他 | 出願条件を証明する資料 | ・出願条件を証明する資料 ・事業・活動計画に関するプレゼンテーション動画(5分以内) 【テーマ・内容】 起業により提供したいサービス、解決したい課題など。 起業実現にあたって入学後に取り組みたいこと、期待していることなど。 | ||
試験内容 | 面接 | ○ | ||
小論文 | ○ | |||
プレゼン | ○ | |||
GD | ||||
外国語試験 | ||||
筆記試験 | ||||
その他 | 事業・活動計画に関するプレゼンテーション(5分以内)とそれに基づく口頭試問 | |||
出願期間 | 9/1-9/5 | |||
試験日 | 書類審査を経て、2次試験:10/11 |
近畿大学の概要
建学の精神
実学教育と人格の陶冶
真の「実学」とは、必ずしも直接的な有用性を志向するだけではなく、その事柄の意味を学び取ることを含む。現実に立脚しつつも、歴史的展望をもち、地に足をつけて、しなやかな批判精神やチャレンジ精神を発揮できる、創造性豊かな人格の陶冶を志向するものである。
沿革
近畿大学は、1925年(大正14年)創立の大阪専門学校と、1943年(昭和18年)創立の大阪理工科大学を母体とし、1949年(昭和24年)の新学制により設立された私立総合大学である。
創設者であり初代総長の世耕弘一は、「実学教育」と「人格の陶冶」を建学の精神とし、「人に愛される人、信頼される人、尊敬される人の育成」を教育理念に掲げた。世耕は、自らの苦学の経験と政治家としての歩みを経て、「すべての日本人に高等教育の機会を」という理想のもと、総合大学としての近畿大学の礎を築いた。
1949年の設立当初は理工学部と商学部を設置し、その後も順次学部を増設。1950年に法学部と短期大学部、1954年に薬学部、1957年に通信教育部、1958年に農学部、1959年に工学部、1966年に第二工学部(現・産業理工学部)、1974年に医学部、1989年に文芸学部、1993年に生物理工学部、2010年に総合社会学部、2011年に建築学部、2016年に国際学部、2022年に情報学部を開設し、発展を続けてきた。
現在では、15学部49学科、大学院11研究科・1学位プログラムを有し、17の研究所、2つの短期大学部、18の併設校園、2つの総合病院を設置するなど、日本屈指の私立総合大学に成長している。学生数は約3万人、卒業生は55万人を超え、各界で活躍している。2025年には創立100周年を迎えるに至った。
教育の目的
創立者である世耕弘一が唱えていた、「人に愛される人、信頼される人、尊敬される人の育成」を、そのまま教育の目的としている。
近畿大学 経済学部の学部概要
特色
■経済学科
◇多様な分析手法の習得
理論、実証、統計、IT、心理、歴史などの多様な分析手法を体系的に学び、社会的課題に立ち向かう力を養成する。
◇「真の経済人」の育成
AI時代の変化に対応し、「豊かさ」「幸福」「多様性」の実現に寄与する「真の経済人」を目指す。
◇2年次後期からのコース選択
2年次後期から「経済学コース」と「経済心理学コース」に分かれ、専門性を深める。
◇経済学コースの4分野
「理論・計量分野」「財政・金融分野」「産業・情報分野」「歴史・社会分野」の中から1つを選択し、専門的な経済知識を習得する。
◇経済心理学コースの特色
実験や脳科学などの心理学的アプローチを取り入れ、経済行動の背景にある人間の心理を探求する。
■国際経済学科
◇グローバルな視野と語学力の養成
国際経済学の専門知識と応用力を習得し、英語や中国語などの語学力を強化することで、グローバル化が進むビジネス環境に対応できる人材の育成を目指している。
◇学科独自の海外留学プログラム
3年次前期に選抜された学生が、ニュージーランドのマッセー大学に16週間派遣されるプログラムを実施している。このプログラムでは、語学研修、企業訪問、文化交流活動、インターンシップなどを通じて、異文化理解と実践的な経験を積むことができる。
◇2つの専門分野からの選択
2年次からは、以下のいずれかの分野を選択し、専門性を深める。
・国際産業・金融分野:経済・産業・金融のグローバル化に伴う課題やその克服方法について、理論と実践の両面から学ぶ。特に、アジア地域との関係を重視し、国際ビジネスや国際金融の実務的知識を習得する。
・国際地域経済分野:欧米やアジアなどの地域経済の現状や課題を理解し、経済理論を基に国際協力や自由貿易協定の動向などを学ぶ。
■総合経済政策学科
◇実社会で「使える」経済学の習得
経済学の知識を実際の社会課題に応用し、私たちの暮らしや地域、地球規模の問題を考え、解決する力を養う。
◇フィールドワークによる実践的学習
地域の現場を訪れ、課題を発見・調査・分析し、解決策を模索する実習形式の講義を実施。企業、地方自治体、商店街、NPO法人などと連携し、実践的な学修を行う。
◇多様な応用科目の提供
「ミクロ経済学」「マクロ経済学」「統計学」などの基礎科目に加え、「都市政策」「環境経済学」「公共政策」「地域経済学」「産業組織論」「地域統合論」「経済地理学」「情報システム論」など、多くの応用科目を用意。
◇公共政策分野の学び
国や地方自治体が抱える政策課題や対応策を探求し、高い政策立案能力とリーダーシップを発揮できる人材を育成。
◇企業戦略分野の学び
企業の戦略立案や意思決定に必要な経済政策の分析手法や情報処理能力を習得し、企業の戦略立案能力を身につける。
アドミッション・ポリシー
①人間・社会・経済に対する強い関心を持つ人。
②日本語・外国語の読解力や論理的思考能力を中心とした基礎学力を有する人。
また、経済学部に入学するまでに、次のようなことを身につけていることが望まれます。
・国語
日本語の基礎的な読解力、表現力、論理的な思考力
・外国語
外国語文献の読解力、異文化への理解
・数学
論理的な思考力、数的な処理能力
・理科
科学的な物の見方、社会を支える科学技術への関心
・地歴・公民
歴史の大きな流れの理解、社会の基本的仕組みの理解
キャンパス
東大阪キャンパス(経済学部)
〒577-0818大阪府東大阪市小若江3丁目4-1
教育研究上の目的・ポリシー
経済学部の教育研究上の目的はこちら
学生数
3,265人(2024年現在)