龍谷大学 先端理工学部 総合型選抜の入試概要
学部(募集要項) | 先端理工学部 | ||||||
学科 | 数理・情報科学課程 | 知能情報メディア課程 | 電子情報通信課程 | 応用化学課程 | 環境生態工学課程(新名称:環境科学課程) | 機械工学・ロボティクス課程 | |
コース等 | |||||||
入試方式 | 総合型選抜 | ||||||
詳細な方式 | 学部独自方式 | ||||||
募集人数 | 10 | 2 | 10 | 10 | 10 | 不明 | |
出願資格 | 評定 | 次の①〜③のいずれかを満たす者。 ① 高等学校もしくは中等教育学校後期3年1学期までの全体の学習成績の状況(評定平均値) が3.5以上であること。 ② 「数学Ⅰ」、「数学Ⅱ」、「数学A」、「数学B」、「情報Ⅰ」のいずれか1科目の学習成績の状 況(評定平均値)が4.0以上であること。 ③在学中に本課程の学びに関連した取り組みのある者。 | 次の①・②のいずれかを満たしていること。 ①全体の学習成績の状況(評定平均値)が3.3以上 ②「数学l」、「 数ll」、「 数A」、「数B」、「物理」のいずれか1科目の学習 成績の状況(評定平均値)が4.0以上 | 次の①・②のいずれかを満たす者。 ① 高等学校もしくは中等教育学校後期3年1学期までの全体の学習成績の状況(評定平均値) が3.3以上であること。 ② 「化学」の学習成績の状況(評定平均値)が4.0以上であること。 | 次の①〜③のいずれかを満たす者。 ① 高等学校もしくは中等教育学校後期3年1学期までの全体の学習成績の状況(評定平均値) が3.3以上であること。 ② 「生物」、「化学」、「物理」、「地学」のいずれか1科目の学習成績の状況(評定平均値)が 4.0以上であること。 ③ 在学中に本課程の学びに関連した取り組みのある者。 | 次の①~③のいずれかを満たしていること。 ①高等学校もしくは中等教育学校後期3 年1 学期までの全体の学習 成績の状況(評定平均値)が3.3以上であること。 ② 「物理」の学習成績の状況(評定平均値)が4.0以上であるこ と。 ③在学中に本課程の学びに関連した取り組みのある者。 | |
外国語資格 | |||||||
専願 | |||||||
その他 | 次の①・②のいずれかを満たす者。 ①普通科の場合、数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学 Ⅲ、数学Aの「図形の性質」・「場合の数 と確率」、数学Bの「数列」、数学Cの 「ベクトル」・「平面上の曲線と複素数平 面」を履修していること。 ②普通科以外の場合、数学Ⅰ、数学Ⅱ、 数学Aの「図形の性質」・「場合の数と確 率」を履修していること。 | 次の①・②をすべて満たす者。 ① 「生物基礎」、「化学基礎」、「物理基礎」、「地学基礎」のうち、「化学基礎」を含む3科目 を履修し、かつ、「化学」を履修している者。 ② 普通科の場合、数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Aの「図形の性質」・「場合の数と確率」、数学Bの 「数列」、数学Cの「ベクトル」を履修していること。普通科以外の場合、数学Ⅰ、数学Ⅱ、 数学Aの「図形の性質」・「場合の数と確率」を履修していること。 | 次の①・②をすべて満たす者。 ① 「生物基礎」、「化学基礎」、「物理基礎」、「地学基礎」のうち、3科目を履修し、かつ、「生 物」、「化学」、「物理」、「地学」のいずれか1科目以上を履修している者。 ② 普通科の場合、数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Aの「図形の性質」・「場合の数と確率」、数学Bの 「数列」、数学Cの「ベクトル」を履修していること。普通科以外の場合、数学Ⅰ、数学Ⅱ、 数学Aの「図形の性質」・「場合の数と確率」を履修していること。 | ① 「生物基礎」、「化学基礎」、「物理基礎」、「地学基礎」のうち、「物 理基礎」を含む3 科目を履修し、かつ、「物理」を履修している者。 ② 普通科の場合、数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学Bの「数 列」、「ベクトル」を履修していること。普通科以外の場合、数学Ⅰ、 数学Ⅱ、数学Aを履修していること。 | |||
出願資料 | 入学志願書 | ||||||
志望理由書 | |||||||
エントリーシート | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
推薦書 | |||||||
自己推薦書 | |||||||
活動報告 | |||||||
調査書 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
外国語資格 | |||||||
その他 | |||||||
試験内容 | 面接 | ○ | |||||
小論文 | |||||||
プレゼン | ○ | ||||||
GD | |||||||
外国語試験 | |||||||
筆記試験 | |||||||
その他 | |||||||
出願期間 | 9/1-9/9 | ||||||
試験日 | 書類選考を経て10/19 |
龍谷大学の概要
建学の精神
「浄土真宗の精神」
龍谷大学は、阿弥陀仏の願いに生かされ、真実の道を歩まれた親鸞聖人の生き方に学び、「真実を求め、真実に生き、真実を顕かにする」ことのできる人間を育成します。このことを実現する心として以下5項目にまとめています。これらはみな、建学の精神あってこその心であり、生き方です。
①人類の対話と共存を願う「平和」の心
②すべてのいのちを大切にする「平等」の心
③真実を求め真実に生きる「自立」の心
④常にわが身をかえりみる「内省」の心
⑤生かされていることへの「感謝」の心
沿革
龍谷大学は、1639年(寛永16年)、京都・西本願寺に設けられた学寮を起源とする、日本で最も歴史ある私立大学の一つである。仏教(浄土真宗)を建学の精神としつつも、近代以降は多様な学問領域へと教育を拡大し、1922年には大学令により「龍谷大学」として正式に認可された。
創設以来、時代の変化に柔軟に対応し、文学、経済、経営、法、国際、理工、社会、政策、農学、心理といった10学部と大学院10研究科を設置し、短期大学部も併設する総合大学へと発展している。キャンパスは、京都市伏見区の深草を本部とし、下京区の大宮、滋賀県大津市の瀬田に所在する。
大宮キャンパスの歴史的建造物群は国の重要文化財に指定されており、貴重な古典籍なども所蔵している。龍谷大学は、「進取の精神」のもと、カリキュラム改革やインターンシップ制度の充実、国際交流・地域連携を推進し、社会に貢献する人材の育成を目指している。
2022年には創立100周年を迎え、今後も「You, Unlimited」をスローガンにさらなる発展を続けていく。
教育の特長
◇仏教に根ざした建学の精神
龍谷大学は、親鸞聖人を宗祖とする浄土真宗本願寺派に起源を持つ仏教系大学であり、現在もその宗教的背景が色濃く残っている。建学の精神は、阿弥陀仏の誓願である「生きとし生けるもの全てを、迷いから悟りへ転換させたい」という浄土真宗の教えに基づき、自らの思想や価値観に固執せず、柔軟で広い視野を育むことを目標としている。
◇全学部共通の仏教教育
全学部の1年次に必修科目として「仏教の思想」が開講されており、これは龍谷大学の伝統や精神を学ぶために設けられている。この授業では、宗教の意義、仏教の倫理・歴史・人間学的視点、そして現代社会における仏教思想の役割について学び、自己の内省や他者との対話・共感力を養うことが目的とされている。学生からは「興味がなかったけれど面白い」との声も多く、好評を得ている。
◇落ち着いた学習環境と文化的魅力
龍谷大学のキャンパスは、京都府の文化的な地域と滋賀県の広大な土地に位置し、静かで落ち着いた雰囲気の中で学修や研究、部活動、サークル活動に専念できる。また、その美しい景観と歴史的建造物から、映画やドラマの撮影地としてもよく利用されている。
◇日本有数の蔵書を誇る図書館
龍谷大学の図書館は、約200万冊もの蔵書を誇る日本最大級の規模であり、学生にとって学びを深める貴重な資源となっている。多彩な文献資料が整備されており、落ち着いた学習環境と相まって、学生から高い支持を得ている。
龍谷大学 先端理工学部の概要
特色
■数理・情報科学課程
◇数理と情報の融合による課題解決力の育成
数学的・数量的な分析力と情報科学の知識を融合し、IT社会に柔軟に対応できる人材を育成する。
◇実践的なPBL(課題解決型学習)の導入
「プロジェクト演習」では、学生がチームで課題に取り組み、試行錯誤を重ねながら数理・情報科学の実践力を養う。
◇4年間の体系的な学び
1年次:数学、データサイエンス、情報科学、プログラミングなどの基礎を学ぶ。
2年次:専門科目を履修し、課題解決の経験を積む。
3年次:専門性を深めるとともに、R-Gap期間を活用して留学やインターンシップに挑戦する。
4年次:研究室に所属し、少人数制の指導のもとで卒業研究に取り組む。
◇取得可能な免許・資格
中学校教諭一種免許状(数学)、高等学校教諭一種免許状(数学・情報)、本願寺派教師資格(受験資格)などの資格取得が可能である。
◇多彩な進路選択肢
教員、情報通信業、システムエンジニア、証券アナリストなど、多岐にわたる分野での活躍が期待される。
■知能情報メディア課程
◇実践的な体験型学習
頭・手・体を使った体験的な学びを重視し、少人数グループによる演習科目を通じて、実践力を養う。
◇最新施設・機器の活用
充実した最新の施設や機器を活用し、最先端のメディア技術を学ぶ環境が整っている。
◇多様なプログラミング言語の習得
C/C++、Java、Pythonなど、さまざまなプログラミング言語を学び、幅広い技術力を身につける。
◇3つの専門プログラムによる学び
人工知能、応用ソフトウェア、リアル&バーチャルメディアの3つのプログラムを通じて、専門性を深める。
◇取得可能な免許・資格
高等学校教諭一種免許状(情報)、学芸員、本願寺派教師資格(受験資格)などの資格取得が可能である。
◇多彩な進路選択肢
音響、画像、ゲーム関連企業、ソフトウェア開発者、システムインテグレータ、システムエンジニア、情報セキュリティ関連企業など、多岐にわたる分野での活躍が期待される。
■電子情報通信課程
◇体験的な学びで実践力を育成
頭も手も体も使って学ぶ体験的な授業を通して、実社会で活かせる実践力を養う。
◇少人数グループでの演習中心の教育
少人数体制によるグループ演習を重視し、個々の理解を深めながら学習を進められる。
◇最新施設と機器を活用した学習環境
充実した最新設備と機器を活用し、先端的なメディア技術を習得することができる。
◇多様なプログラミング言語を習得可能
C/C++、Java、Python など複数のプログラミング言語を学び、柔軟な開発力を身につける。
◇3つの専門プログラムを履修可能
人工知能、応用ソフトウェア、リアル&バーチャルメディアの3つの分野に対応したカリキュラムを提供。
◇取得可能な資格
高等学校教諭一種免許状(情報)、学芸員、本願寺派教師資格(受験資格)など。
◇将来の進路
音響・画像・ゲーム関連企業、ソフトウェア開発者、システムエンジニア、情報セキュリティ関連企業など、幅広い分野での活躍が期待される。
■応用化学課程
◇持続可能な社会の実現を目指す人材育成
自然の仕組みを理解し、私たちが直面している課題に対して化学の立場から対応し、持続可能な社会を築くことができる人材を育成する。
◇手厚く親切な指導が可能なカリキュラム編成
少人数制の授業や演習を通じて、学生一人ひとりに対する丁寧な指導を実現している。
◇実践的な能力を育成する多様な実験・実習
さまざまな実験・実習を通じて、実践的な能力を育成し、現場で即戦力となる技術者を養成している。
◇環境に優しい応用化学の学び
環境に優しい化学を志向した応用化学を学び、社会で活躍できる技術者を養成している。
◇進路や興味に合わせた4分野のコース選択
学生の進路や興味に合わせて、4分野のコースから選択が可能である。
◇取得可能な免許・資格
中学校教諭一種免許状(理科)
高等学校教諭一種免許状(理科)
本願寺派教師資格(受験資格)
■環境生態工学課程(新名称:環境科学課程)
◇電子・通信・情報技術の融合教育
電子工学、通信工学、情報工学の基礎から応用までを体系的に学び、IoTやAI、5Gなどの先端技術に対応できる人材を育成する。
◇実践的なプロジェクトベース学習(PBL)
1年次から4年次まで、実験・実習・演習を重視したカリキュラムを通じて、実社会で求められる課題解決力とチームワークを養う。
◇先端設備を活用した学習環境
最新の研究設備や機器を活用し、実践的な技術力を身につけることができる。
◇取得可能な免許・資格
高等学校教諭一種免許状(情報)
学芸員
本願寺派教師資格(受験資格)
■機械工学・ロボティクス課程
◇ものづくりの原点・本質を見極め、最新領域にアプローチ
機械工学・ロボティクスの幅広い知識・技術を修得し、それを実際に応用できる能力を身につけた人材を育成する。
◇多彩な分野にわたり、系統的かつ総合的にバランスよく学修
力学系、エネルギー系、システム系の3系列で先進的な研究開発を展開し、特別研究で深く掘り下げた知識と創造力を育成する。
◇先進機械工学と航空宇宙の2つのプログラムを履修可能
履修イメージとして、先進機械工学と航空宇宙の2つのプログラムを履修することができる。
◇取得可能な免許・資格
高等学校教諭一種免許状(工業)
本願寺派教師資格(受験資格)
◇めざす職業・進路
産業用機械(工作機械、精密機器、医療機器など)、輸送用機械(自動車産業、航空宇宙産業など)、電気・電子機器などの製造業等における機械・ロボット系エンジニア・研究者、工業高等学校の教員などが挙げられる。
アドミッション・ポリシー
①各専門分野における大学での学修の基盤となる、知識、思考力、判断力、情報収集力(文章読解力)、表現力を有している人
②大学での学修を通じて自己を成長させ、大学で学んだことを活かして自らのキャリアを形成し、社会貢献する意欲をもっている人
③自分自身で課題を見つけ、その課題を主体的に解決し成果をあげた実績がある、あるいは解決する意志がある人
④専門分野に関心を持ち、その学修に取り組む意欲がある。専門以外の様々な事柄を学び、また様々な専門や立場を持つ人とのかかわりを通じて、多様な考え方を知り、教養を広げ、深めようとする意欲がある人
キャンパス
瀬田キャンパス(先端理工学部)
〒520-2194 大津市瀬田大江町横谷1-5
教育研究上の目的・ポリシー
先端理工学部の教育研究上の目的はこちら
学生数
2,343人(2024年現在)
特色
数理・情報科学課程の特色はこちら
知能情報メディア課程の特色はこちら
電子情報通信課程の特色はこちら
応用化学課程の特色はこちら
環境生態工学課程(新名称:環境科学課程)特色はこちら
機械工学・ロボティクス課程の特色はこちら