龍谷大学 国際学部 総合型選抜の入試概要
学部(募集要項) | 国際学部 | ||
学科 | 国際文化学科 | グローバルスタディーズ学科 | |
コース等 | |||
入試方式 | 総合型選抜 | ||
詳細な方式 | 英語型 | ||
募集人数 | 5 | 10 | |
出願資格 | 評定 | ||
外国語資格 | ⑴ 実用英語技能検定(英検)準2級以上 ⑵ TOEFL iBT® 45点以上 ⑶ TOEIC® L&R 500点以上 ⑷ GTEC 920点以上 | ⑴ 実用英語技能検定(英検)2級以上 ⑵ TOEFL iBT® 55点以上 ⑶ TOEIC® L&R 600点以上 ⑷ GTEC 920点以上 ⑸ 国連英検B級以上 ⑹ IELTS™ 5.0以上 | |
専願 | ○ | ||
その他 | |||
出願資料 | 入学志願書 | ||
志望理由書 | |||
エントリーシート | ○ | ○ | |
推薦書 | |||
自己推薦書 | |||
活動報告 | |||
調査書 | ○ | ○ | |
外国語資格 | |||
その他 | 検定の証明、英語のエッセイ | 検定の証明 | |
試験内容 | 面接 | ||
小論文 | |||
プレゼン | ○ | ||
GD | |||
外国語試験 | |||
筆記試験 | |||
その他 | 英語でのプレゼン | ||
出願期間 | 9/1-9/9 | ||
試験日 | 書類選考を経て10/19 |
龍谷大学の概要
建学の精神
「浄土真宗の精神」
龍谷大学は、阿弥陀仏の願いに生かされ、真実の道を歩まれた親鸞聖人の生き方に学び、「真実を求め、真実に生き、真実を顕かにする」ことのできる人間を育成します。このことを実現する心として以下5項目にまとめています。これらはみな、建学の精神あってこその心であり、生き方です。
①人類の対話と共存を願う「平和」の心
②すべてのいのちを大切にする「平等」の心
③真実を求め真実に生きる「自立」の心
④常にわが身をかえりみる「内省」の心
⑤生かされていることへの「感謝」の心
沿革
龍谷大学は、1639年(寛永16年)、京都・西本願寺に設けられた学寮を起源とする、日本で最も歴史ある私立大学の一つである。仏教(浄土真宗)を建学の精神としつつも、近代以降は多様な学問領域へと教育を拡大し、1922年には大学令により「龍谷大学」として正式に認可された。
創設以来、時代の変化に柔軟に対応し、文学、経済、経営、法、国際、理工、社会、政策、農学、心理といった10学部と大学院10研究科を設置し、短期大学部も併設する総合大学へと発展している。キャンパスは、京都市伏見区の深草を本部とし、下京区の大宮、滋賀県大津市の瀬田に所在する。
大宮キャンパスの歴史的建造物群は国の重要文化財に指定されており、貴重な古典籍なども所蔵している。龍谷大学は、「進取の精神」のもと、カリキュラム改革やインターンシップ制度の充実、国際交流・地域連携を推進し、社会に貢献する人材の育成を目指している。
2022年には創立100周年を迎え、今後も「You, Unlimited」をスローガンにさらなる発展を続けていく。
教育の特長
◇仏教に根ざした建学の精神
龍谷大学は、親鸞聖人を宗祖とする浄土真宗本願寺派に起源を持つ仏教系大学であり、現在もその宗教的背景が色濃く残っている。建学の精神は、阿弥陀仏の誓願である「生きとし生けるもの全てを、迷いから悟りへ転換させたい」という浄土真宗の教えに基づき、自らの思想や価値観に固執せず、柔軟で広い視野を育むことを目標としている。
◇全学部共通の仏教教育
全学部の1年次に必修科目として「仏教の思想」が開講されており、これは龍谷大学の伝統や精神を学ぶために設けられている。この授業では、宗教の意義、仏教の倫理・歴史・人間学的視点、そして現代社会における仏教思想の役割について学び、自己の内省や他者との対話・共感力を養うことが目的とされている。学生からは「興味がなかったけれど面白い」との声も多く、好評を得ている。
◇落ち着いた学習環境と文化的魅力
龍谷大学のキャンパスは、京都府の文化的な地域と滋賀県の広大な土地に位置し、静かで落ち着いた雰囲気の中で学修や研究、部活動、サークル活動に専念できる。また、その美しい景観と歴史的建造物から、映画やドラマの撮影地としてもよく利用されている。
◇日本有数の蔵書を誇る図書館
龍谷大学の図書館は、約200万冊もの蔵書を誇る日本最大級の規模であり、学生にとって学びを深める貴重な資源となっている。多彩な文献資料が整備されており、落ち着いた学習環境と相まって、学生から高い支持を得ている。
龍谷大学 国際学部の概要
特色
■国際文化学科
◇多言語教育と国際性豊かな教員陣
英語、フランス語、コリア語、中国語に加え、スペイン語、ポルトガル語、ドイツ語、ペルシャ語、アラビア語、ロシア語、トルコ語など、計11言語を学ぶことができる。専任教員の約42%が海外出身であり、多国籍な教員陣から多様な文化や価値観を学ぶことができる。
◇5つの科目群による専門的な学び
「比較宗教」「地域研究」「人間と共生」「メディアと社会」「芸術・表現」の5つの科目群から、自身の興味や関心に応じて専門的な知識を深めることができる。特定の科目群に集中して深く掘り下げる、主専攻と副専攻を自分なりに決めてバランスをとる、科目群を横断して幅広く学ぶなど、多様な履修パターンが可能である。
◇実践的な学修を重視したカリキュラム
2年次には「リサーチセミナーⅢ」を履修し、フィールドワークや映像制作、海外への情報発信などを通じて、実践的な学びを深める。3年次からは少人数制のゼミに所属し、担当教員の指導のもと、卒業論文や卒業制作に取り組む。
◇取得可能な免許・資格
中学校教諭一種免許状(英語)
高等学校教諭一種免許状(英語)
学芸員
本願寺派教師資格(受験資格)
◇多様な進路選択
公務員(国家・地方)、NPO/NGO、企業(航空業、運輸業、貿易、観光業、商社、IT、石油関連)、英語科教員(中学校、高等学校)、学芸員、日本語教員、研究者、マスメディア(テレビ、新聞、出版、広告)など、多岐にわたる進路が想定されている。
■グローバルスタディーズ学科
◇「日本で一番勉強する学科」を目指す学びの姿勢
卒業までにTOEIC® L&R 830点以上(卒業要件は730点)を目標とし、国際舞台で活躍するリーダーを育成する。
◇全員必修の留学制度
留学は全員必修であり、提携留学における留学先大学の授業料は通常学費に含まれている(渡航費、滞在費などは別途必要)。
◇英語を中心とした授業展開
専攻科目の約90%は「英語」または「英語+日本語」で開講され、実践的な英語運用能力を養う。
◇3つの学問領域からの幅広い教養
「グローバリゼーション」「コミュニケーション」「エシックス」の3領域から幅広い教養を身につけ、国際的な視野を広げる。
◇取得可能な免許・資格
中学校教諭一種免許状(英語)
高等学校教諭一種免許状(英語)
学芸員
本願寺派教師資格(受験資格)
◇目指す職業・進路
海外大学院進学
民間企業の国際部門
国際機関職員
NPO/NGO
翻訳・通訳者
英語科教員(中学校、高等学校)
アドミッション・ポリシー
(知識・技能)
・グローバル化が加速する時代の動向に強い関心と好奇心を有し、学部の教育理念を深く理解し、幅広く教養を身につけ、日本を含む世界の様々な国・地域・宗教等における文化の多様な側面と、その多様さゆえに生じる諸問題を調整するための知識と方法を学びたいと考える人、また、英語をはじめとする多様な外国語をその文化的背景も含めて学び、実践的な運用力を身につけたいと考える人
(思考力・判断力・表現力)
・異文化に対して寛容かつ柔軟に対応し、将来、世界と日本をつなぐことに関わりたいという明確な目的意識を有すると同時に、自己の置かれた環境を相対化し、幅広い教養と外国語能力を活用して多角的に思考・判断・表現することで、社会の多様性に起因する諸問題を論理的に考察し、解決策を提案できるようになりたいと考える人
(主体性・多様性・協働性)
・英語をはじめとする外国語能力のさらなる向上を目指すと同時に、世界三大宗教や日本社会・日本文化を含む多様な価値観を尊重しつつ、周囲との協調を図りながら、主として日本を舞台に国内外の多様な文化を結ぶファシリテーターとして、「世界と日本をつなぐ」役割を積極的に果たしていきたいと考える人
キャンパス
深草キャンパス(国際学部)
〒612-8577 京都市伏見区深草塚本町67
教育研究上の目的・ポリシー
国際学部の教育研究上の目的はこちら
学生数
2,161人(2024年現在)