龍谷大学 社会学部 総合型選抜の入試概要
学部(募集要項) | 社会学部 | ||||
学科 | 総合社会学科 | ||||
コース等 | 現代社会領域 | 文化・メディア領域 | 健康・スポーツ社会領域 | 現代福祉領域 | |
入試方式 | 総合型選抜 | ||||
詳細な方式 | 学部独自方式 | ||||
募集人数 | 2 | 2 | 2 | 5 | |
出願資格 | 評定 | 下記①〜③のいずれかを満たす者。 ① 6教科(国語、地理歴史、公民、数学、理科、外国語)の学習成績の状況(評定平均値)の平均が3.5以上 | |||
外国語資格 | ② 次の英語系資格(スコア)のいずれかを満たす者(2022年4月1日以降に受検した資格・検定試験を有効とする) ・実用英語技能検定(CSEスコア)1,850点以上 ・GTEC 810点以上 ・ケンブリッジ英検130点以上 ・TEAP(4技能) 195点以上 ・TEAP CBT 355点以上 ・TOEICⓇ(L&R・S&W) 合計1,000点以上 | ||||
専願 | |||||
その他 | ③ 実用数学技能検定2級以上の者(2022年4月1日以降に受検した資格・検定試験を有効とす る) | ||||
出願資料 | 入学志願書 | ||||
志望理由書 | |||||
エントリーシート | ○ | ○ | ○ | ○ | |
推薦書 | |||||
自己推薦書 | |||||
活動報告 | |||||
調査書 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
外国語資格 | |||||
その他 | 検定の証明 | ||||
試験内容 | 面接 | ○ | |||
小論文 | ○ | ||||
プレゼン | |||||
GD | |||||
外国語試験 | |||||
筆記試験 | |||||
その他 | |||||
出願期間 | 9/1-9/9 | ||||
試験日 | 書類選考を経て10/19 |
龍谷大学の概要
建学の精神
「浄土真宗の精神」
龍谷大学は、阿弥陀仏の願いに生かされ、真実の道を歩まれた親鸞聖人の生き方に学び、「真実を求め、真実に生き、真実を顕かにする」ことのできる人間を育成します。このことを実現する心として以下5項目にまとめています。これらはみな、建学の精神あってこその心であり、生き方です。
①人類の対話と共存を願う「平和」の心
②すべてのいのちを大切にする「平等」の心
③真実を求め真実に生きる「自立」の心
④常にわが身をかえりみる「内省」の心
⑤生かされていることへの「感謝」の心
沿革
龍谷大学は、1639年(寛永16年)、京都・西本願寺に設けられた学寮を起源とする、日本で最も歴史ある私立大学の一つである。仏教(浄土真宗)を建学の精神としつつも、近代以降は多様な学問領域へと教育を拡大し、1922年には大学令により「龍谷大学」として正式に認可された。
創設以来、時代の変化に柔軟に対応し、文学、経済、経営、法、国際、理工、社会、政策、農学、心理といった10学部と大学院10研究科を設置し、短期大学部も併設する総合大学へと発展している。キャンパスは、京都市伏見区の深草を本部とし、下京区の大宮、滋賀県大津市の瀬田に所在する。
大宮キャンパスの歴史的建造物群は国の重要文化財に指定されており、貴重な古典籍なども所蔵している。龍谷大学は、「進取の精神」のもと、カリキュラム改革やインターンシップ制度の充実、国際交流・地域連携を推進し、社会に貢献する人材の育成を目指している。
2022年には創立100周年を迎え、今後も「You, Unlimited」をスローガンにさらなる発展を続けていく。
教育の特長
◇仏教に根ざした建学の精神
龍谷大学は、親鸞聖人を宗祖とする浄土真宗本願寺派に起源を持つ仏教系大学であり、現在もその宗教的背景が色濃く残っている。建学の精神は、阿弥陀仏の誓願である「生きとし生けるもの全てを、迷いから悟りへ転換させたい」という浄土真宗の教えに基づき、自らの思想や価値観に固執せず、柔軟で広い視野を育むことを目標としている。
◇全学部共通の仏教教育
全学部の1年次に必修科目として「仏教の思想」が開講されており、これは龍谷大学の伝統や精神を学ぶために設けられている。この授業では、宗教の意義、仏教の倫理・歴史・人間学的視点、そして現代社会における仏教思想の役割について学び、自己の内省や他者との対話・共感力を養うことが目的とされている。学生からは「興味がなかったけれど面白い」との声も多く、好評を得ている。
◇落ち着いた学習環境と文化的魅力
龍谷大学のキャンパスは、京都府の文化的な地域と滋賀県の広大な土地に位置し、静かで落ち着いた雰囲気の中で学修や研究、部活動、サークル活動に専念できる。また、その美しい景観と歴史的建造物から、映画やドラマの撮影地としてもよく利用されている。
◇日本有数の蔵書を誇る図書館
龍谷大学の図書館は、約200万冊もの蔵書を誇る日本最大級の規模であり、学生にとって学びを深める貴重な資源となっている。多彩な文献資料が整備されており、落ち着いた学習環境と相まって、学生から高い支持を得ている。
龍谷大学 社会学部の概要
特色
◇社会の多様性と複雑性を理解する教育
現代社会の多様で複雑な課題に対応するため、既存の枠にとらわれず、自ら課題を発見し、思考を深め、より良い未来を創造する人材の育成を目指している。
◇理論と実践を往復する学び
リアルな現場での体験を重視し、地域や世界の課題と向き合いながら、理論と実践を行き来することで、視野や関心を広げ、多様な価値観に触れ、自らの生き方やしあわせを探究する。
◇2025年4月、深草キャンパスへ移転し、総合社会学科を開設
2025年4月に深草キャンパス(京都市)へ移転し、総合社会学科を開設する予定である。
◇教育理念・目的
建学の精神に基づき、多様な価値観が錯綜する現代において、人が営む共同体である「社会」のあり方を学び、人と人、人と組織や社会との関わり方やそこで発生する諸問題の分析・解決の視点と手法を身につけた人間を育成することを目的としている。
◇4年間の学びの領域
興味・関心にあわせて学びをデザインし、系統的な履修を行うため、以下の領域を設置している。出願時に領域を選択する。
- 現代社会領域:差別や格差、ジェンダーギャップ、環境汚染など、現代社会における日本や世界のさまざまな社会問題を幅広く学び、その解決を模索する。
- 文化・メディア領域:芸術や文化、宗教と社会との関係、メディアやジャーナリズムと社会との関係を学び、人々のつながり方や価値観のつくられ方を研究する。
- 健康・スポーツ社会領域:生活に多彩な影響を与えるようになったスポーツやメンタルヘルスなど、私たちのからだとこころの健康から社会のあり方を学ぶ。
- 現代福祉領域:貧困をはじめとする福祉をめぐる社会問題と、その背景にある社会の構造を学び、誰もがその人らしく生き、安心して暮らすことができる社会の実現を実践的に目指す。
◇プロジェクト科目群による実践的学び
3年次からは、領域が融合し、自分のテーマに沿って「プロジェクト科目群(演習・実習)」を選ぶ。プロジェクト科目群は、主体的な学びを深めることを目的にした教育課程であり、同一テーマで「演習(ゼミ)」と「実習」の少人数クラスをそれぞれ履修し、複合的な視点から研究と実習の学びを深める。学生は各自で設定したテーマを徹底的に掘り下げ、4年次には卒業論文を執筆する。
アドミッション・ポリシー
「知識・技能」の修得
・現代社会に関して幅広く関心をもって勉学に取り組む人
「思考力・判断力・表現力」の発展・向上
・社会や地域に生起する諸問題を分析し、その解決を図る方法について考察する意欲をもった人
「主体性・多様性・協働性」の発展・向上
・社会の諸問題を「現場」から探求し、持続可能な共生社会の実現に向けて主体的に取り組む人
・各専門分野における大学での学修の基盤となる、知識、思考力、判断力、情報収集力(文章読解力)、表現力を有している人
・大学での学修を通じて自己を成長させ、大学で学んだことを活かして自らのキャリアを形成し、社会貢献する意欲をもっている人
・自分自身で課題を見つけ、その課題を主体的に解決し成果をあげた実績がある、あるいは解決する意志がある人
・専門分野に関心を持ち、その学修に取り組む意欲がある。専門以外の様々な事柄を学び、また様々な専門や立場を持つ人とのかかわりを通じて、多様な考え方を知り、教養を広げ、深めようとする意欲がある人
キャンパス
深草キャンパス(社会学部)
〒612-8577 京都市伏見区深草塚本町67
教育研究上の目的・ポリシー
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学生数
2,343人(2024年現在)
特色
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