関西外国語大学 短期大学部の総合型選抜の入試概要
学部(募集要項) | 短期大学部 | ||
学科 | 英米語学科 | 未来キャリア英語学科 | |
コース等 | |||
入試方式 | 総合型選抜 | ||
詳細な方式 | 自己推薦 | ||
募集人数 | 30 | 10 | |
出願資格 | 評定 | ||
外国語資格 | |||
専願 | |||
その他 | |||
出願資料 | 入学志願書 | ||
志望理由書 | ○ | ||
エントリーシート | |||
推薦書 | |||
自己推薦書 | |||
活動報告 | |||
調査書 | ○ | ||
外国語資格 | |||
その他 | 学修計画書 | ||
試験内容 | 面接 | ○ | |
小論文 | |||
プレゼン | |||
GD | |||
外国語試験 | |||
筆記試験 | |||
その他 | |||
出願期間 | 9/25-10/2 | ||
試験日 | 10/13 |
関西外国語大学の概要
建学の精神
世紀を越えて、誇り高く掲げる「実学」
「国際社会に貢献する豊かな教養を備えた人材の育成」および「公正な世界観に基づき、時代と社会の要請に応える実学の実現」という建学の理念は、本学の過去・現在・未来を貫く行動の指針として、現在の特色ある学風の中に息づいている。この2つの理念は、あらゆる教育・運営の施策の根幹をなしており、教育目的や目標の見直しも常に建学の精神に基づいて進められてきた。その一例として、「GO FOR it!語学の、その先へ。」という新たなキャッチフレーズを掲げ、徹底的な言語運用能力の育成に加え、国際社会で通用するプラスアルファの力を備えた人材の育成を目指している。その実現に向けて、実践的な語学教育に加え、高度で創造的な言語活用力の養成、そして豊かな人間性に根ざしたコミュニケーション力を育む教養教育を重視している。
沿革
関西外国語大学は、2025年に創立80周年を迎えた。その起源は、1945年11月、大阪市内に設立された谷本英学院にさかのぼる。終戦からわずか3カ月後、創設者は外国語教育を通じて日本の復興と国際社会への復帰を目指した。その後、関西外国語短期大学を経て、1966年に関西外国語大学が開学した。1974年には国際文化研究所を基礎に大学院を設置し、1979年には外国語大学として初めて博士後期課程を開設した。現在では、大学院、4学部、短期大学部に約12,000人の学生を擁する学びの場へと発展している。
国際交流にも早くから取り組み、1960年代から他大学に先駆けて活動を開始した。現在では、55カ国・地域の415大学と単位互換協定を締結し、年間1,000人以上の学生を海外に派遣するとともに、同規模の留学生を受け入れている。これらの実績により、関西外国語大学は日本における国際交流の一大拠点としての役割を果たしている。
近年の学部改編では、2023年春にオールイングリッシュで学位を授与する国際共生学部と、英語とデジタル技術を学ぶ外国語学部英語・デジタルコミュニケーション学科を設置した。2024年には外国語学部に国際日本学科、短期大学部に未来キャリア英語学科を開設し、2025年春には英語国際学部アジア共創学科を新設した。これらの取り組みにより、社会のニーズを先取りしたカリキュラムで大学教育の充実を図っている。
今後も、IT分野に特化した留学プログラムや、米国公認会計士のライセンス取得につながるパスウェイプログラムなど、学生が語学を学ぶことで広がる更なる可能性に挑戦できるよう、さまざまな施策を展開していく予定である。
外大ビジョン・6つの柱
①国際通用力を保証する言語教育の実践拠点
②高度な専門職業人育成へのアプローチ
③国際人にふさわしい人間力の涵養と全人教育の推進
④「キャンパスは”ちきゅう”」〜 学びのフィールドを広げ、深める
⑤地域はパートナー 〜「グローカリズム」の実践
⑥大学力の強化と充実 〜 力強い未来のために
関西外国語大学 短期大学部の学部概要
特色
■英米語学科
◇高い英語運用力と異文化理解力の育成
少人数制のオールイングリッシュ授業や課題解決型学習(PBL)を取り入れ、理論と実践の両面から英語力と異文化理解力を養う。幅広い教養科目も取り入れ、グローバル社会に通用する人間力を育てる。
◇週6回の英語授業と内容重視の教授法
1年次から週6回の英語授業を実施。社会科学や時事問題を英語で学ぶContent-based Approachを採用し、思考力や表現力を含む実践的英語力を強化する。習熟度別少人数クラスで集中的にTOEIC500点以上を目指す。
◇IESプログラムによる英語力の高度化
英語教育資格を持つネイティブ教員による特別授業「IESプログラム」により、4技能をバランスよく強化。英語で考え、発表できる力を磨き、英検2級以上、TOEFL100点以上、TOEIC200点以上の向上を目指す。
◇担任制による人間力とキャリア支援
2年間にわたり担任制を導入し、学生生活の支援や自己分析、ライフプランニング指導を実施。コミュニケーション力やプレゼンテーション力、考え抜く力を育成する。
◇多彩な語学留学と海外研修制度
55カ国・地域の協定校への語学留学(1学期)や1~4週間の海外研修など、語学力と国際感覚を育てる多様な留学プログラムを展開している。
◇3年次編入学への全国トップクラスの実績
卒業生の約半数が3年次編入学を実現。本学への編入に加え、他大学への進学実績も豊富であり、国公立・有名私大への指定校推薦制度も整備されている。
■未来キャリア英語学科
◇英語力と資格取得の両立を目指す実践的学び
英語力と異文化理解力を養いながら、実用的な資格取得を通じて専門性を高める。2年間で社会人としての人間力、ビジネス入門、情報リテラシーを修得し、卒業後の多様な選択肢に対応できる力を育成する。
◇内容中心の英語授業でグローバルな視野を獲得
1年次には週4回の英語授業を実施。Content-based Approachにより、国際社会・世界経済・環境・社会技術といった地球規模の課題について英語で学び、国際感覚と教養を身につける。
◇担任制とキャリア教育で人間力を育成
2年間を通して担任制を導入し、学生生活・自己分析・ライフプランニングを支援する。コミュニケーション力やプレゼン力、情報リテラシーを磨き、自分らしいキャリアビジョンを描くための支援体制が整っている。
◇体験型学修とインターンで実践力を強化
「就業体験型PBL」や「海外企業研究」など、実社会とつながる学修を重視。インターンや海外研修を通じて、実践的なビジネススキルやしなやかなキャリア形成力を身につける。
◇実用的な資格取得支援が充実
秘書士、ビジネス実務士、観光実務士をはじめ、ITパスポートやファッション関連検定、サービス接遇、医師事務補助など多様な資格取得を支援し、将来の職業選択の幅を広げている。
◇多彩な語学留学制度で国際感覚を磨く
文化や価値観が異なる環境での語学留学や海外研修により、世界各国の学生と交流し、視野を広げる。希望者全員を対象とした留学制度や独自の奨学金制度も整備されている。
奨学金制度
合格後、入学までの全3回のスクーリングにすべて参加し、以下の英語資格・検定試験の基準以上の取得者(2025年3月末日までの取得者)については、入学年次の春学期授業料の約50%を奨学金として入学後に支給します。
◇関西外大で実施する資格・検定試験
TOEFL ITP ®Test:430点以上
TOEIC L&R(IPテスト):400点
◇関西外大以外で実施する資格・検定試験
実用技能英語検定:準2級以上
全商英語検定:1級
TOEFL iBT®Test:40点以上
TOEIC L&R:400点
アドミッション・ポリシー
◇英米語学科
高等学校までの履修内容を通して、論理的に自分の意見を発信でき、とりわけ「英語」の学習において、「聞く・話す・読む・書く」の4技能の基礎的な内容を身につけた上で、
①実用的な英語力を向上させるとともに、幅広い教養を身につけ、国際社会の舞台で活躍するキャリア形成をめざす強い意志を持つ人
②英語力の向上、人文科学、社会科学における専門性に関する基礎学力などを身につけ、学士教育課程への編入学をめざす強い意志を持つ人
◇未来キャリア英語学科
高等学校までの学習・活動を通して、論理的に自分の意見を発信でき、とりわけ「英語」の学習において、「聞く・話す・読む・書く」の4技能の基礎的な内容を身につけた上で、
①実用的な英語コミュニケーション力と情報リテラシーを向上させるとともに、幅広い教養を身につけ、産業界で活躍する強い意志を持つ人
②社会人としてのコミュニケーション能力やマナーの重要性を理解し、自律した社会人およびリーダーをめざすなど自身のキャリア形成に強い意志を持つ人
キャンパス
中宮キャンパス(短期大学部)
〒573-1001 大阪府枚方市中宮東之町16-1
教育研究上の目的・ポリシー
短期大学部の教育研究上の目的はこちら
学生数
英米語学科:743人(2024年現在)
未来キャリア英語学科:93人(2024年現在)