近畿大学 産業理工学部 総合型選抜の入試概要
学部(募集要項) | 産業理工学部 | |||||
学科 | 生物環境化学科 | 電気電子工学科 | 建築・デザイン学科 | 情報学科 | 経営ビジネス学科(文系) | |
コース等 | ||||||
入試方式 | ||||||
詳細な方式 | ||||||
募集人数 | 10人(全学科合計) | |||||
出願資格 | 評定 | |||||
外国語資格 | ||||||
専願 | ||||||
その他 | ||||||
出願資料 | 入学志願書 | |||||
志望理由書 | ○ | |||||
エントリーシート | ||||||
推薦書 | ||||||
自己推薦書 | ||||||
活動報告 | ○ | |||||
調査書 | ○ | |||||
外国語資格 | ||||||
その他 | 自己紹介書、資格・検定試験の取得を示す資料(写)(任意) | |||||
試験内容 | 面接 | ○ | ○ | ○ | ||
小論文 | ||||||
プレゼン | ○ | ○ | ||||
GD | ||||||
外国語試験 | ||||||
筆記試験 | ○ | |||||
その他 | 数学「数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B(数列)・数学C(ベクトル)」および口頭試問(自己アピール等含む) | 数学「数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B(数列)・数学C(ベクトル)」および課題に対するプレゼンテーション | 数学「数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B(数列)・数学C(ベクトル)」および口頭試問(自己アピール等含む) | 英語「英語コミュニケーションⅠ、英語コミュニケーションⅡ、英語コミュニケーションⅢ、論理・表現Ⅰ、論理・表現Ⅱ、論理・表現Ⅲ」および課題に対するプレゼンテーション | ||
出願期間 | 9/8-9/26 | |||||
試験日 | 10/11 |
近畿大学の概要
建学の精神
実学教育と人格の陶冶
真の「実学」とは、必ずしも直接的な有用性を志向するだけではなく、その事柄の意味を学び取ることを含む。現実に立脚しつつも、歴史的展望をもち、地に足をつけて、しなやかな批判精神やチャレンジ精神を発揮できる、創造性豊かな人格の陶冶を志向するものである。
沿革
近畿大学は、1925年(大正14年)創立の大阪専門学校と、1943年(昭和18年)創立の大阪理工科大学を母体とし、1949年(昭和24年)の新学制により設立された私立総合大学である。
創設者であり初代総長の世耕弘一は、「実学教育」と「人格の陶冶」を建学の精神とし、「人に愛される人、信頼される人、尊敬される人の育成」を教育理念に掲げた。世耕は、自らの苦学の経験と政治家としての歩みを経て、「すべての日本人に高等教育の機会を」という理想のもと、総合大学としての近畿大学の礎を築いた。
1949年の設立当初は理工学部と商学部を設置し、その後も順次学部を増設。1950年に法学部と短期大学部、1954年に薬学部、1957年に通信教育部、1958年に農学部、1959年に工学部、1966年に第二工学部(現・産業理工学部)、1974年に医学部、1989年に文芸学部、1993年に生物理工学部、2010年に総合社会学部、2011年に建築学部、2016年に国際学部、2022年に情報学部を開設し、発展を続けてきた。
現在では、15学部49学科、大学院11研究科・1学位プログラムを有し、17の研究所、2つの短期大学部、18の併設校園、2つの総合病院を設置するなど、日本屈指の私立総合大学に成長している。学生数は約3万人、卒業生は55万人を超え、各界で活躍している。2025年には創立100周年を迎えるに至った。
教育の目的
創立者である世耕弘一が唱えていた、「人に愛される人、信頼される人、尊敬される人の育成」を、そのまま教育の目的としている。
近畿大学 産業理工学部の学部概要
特色
■生物環境化学科
◇学際的な学びで幅広い専門性を育成
生命科学、薬学、化学、環境学、食品など多岐にわたる学問領域を網羅し、バイオサイエンス、遺伝子、食品、環境、機能性材料、エネルギーなどの分野で活躍できるスペシャリストを育成する。
◇実践的な教育と高度な研究環境
遺伝子操作、微生物・がん細胞の培養検査、化学物質の合成、分析試験などの実験科目が充実しており、最先端の設備・機器を活用して、技術者・科学者としての先進的スキルを身につけることができる。
◇多様なコースで専門性を深める
バイオサイエンスコース、食品生物資源コース、次世代エネルギー・環境材料コースの3つのコースを設置し、それぞれの分野での専門知識と技術を深める。
◇国家資格取得の支援体制
指定の単位を修得することで、食品衛生に関する国家資格を取得することができ、毎年約半数の学生が取得している。
■電気電子工学科
◇エレクトロニクス技術の基礎から応用まで体系的に学習
電気工学、電子工学、情報・通信工学の基幹技術を基礎から丁寧に学び、電気エネルギーや家電、スマートフォン、自動車などに必要な最先端の技術を修得する。
◇3つの専門コースでの専門性の深化
3年次から「エネルギー・環境コース」「情報通信コース」「半導体エレクトロニクスコース」に分かれ、各分野での専門知識と技術を深める。
・エネルギー・環境コース:電力システム、再生可能エネルギー、パワーエレクトロニクスなどを学び、次世代のリチウムイオン電池の開発に取り組む。
・情報通信コース:プログラミング、コンピュータや通信装置の動作原理、超大容量光ファイバ通信技術などを学び、次世代情報ネットワークの実現を目指す。
・半導体エレクトロニクスコース:半導体工学、機能性デバイス、制御工学、情報エレクトロニクスなどを学び、高性能な半導体デバイスの研究に取り組む。
◇実践的な教育と研究
実験やプロジェクトを通じて、理論だけでなく実践的なスキルを身につけ、即戦力となるエンジニアを目指す。
◇多様な進路への対応
製造業、通信業界、鉄道業界、電力業界など、幅広い分野での活躍が期待される。
■建築・デザイン学科
◇建築士資格取得とデザイン教育の両立
建築士の受験資格を得るためのカリキュラムと、デザイン分野の演習を組み合わせ、建築とデザインの両面から“ものづくり”を学ぶ。
◇実践的な演習とプロからの直接指導
都市計画に基づいたまちづくりから住宅や店舗、オフィスビルの設計、工業製品、インテリア家具、Webなどのデザインまで、第一線で活躍するプロが直接指導する演習を通じて、実践的なスキルを養う。
◇プレゼンテーション能力とコミュニケーション能力の育成
自分のつくりたいもの、つくったものを相手により良く伝えるための手法を身につけ、総合的なプロデュース能力を磨く。
◇全国的にも珍しい木工室・金工室の併設
木工室・金工室を同時に備える全国的にも珍しい施設・設備があり、意欲的にものづくりに取り組む環境が整っている。
◇2つの専門コースでの専門性の深化
3年次から「建築工学コース」と「建築・デザインコース」に分かれ、各分野での専門知識と技術を深める。
・建築工学コース:建築環境・設備研究室では、建物のエネルギー消費や災害時の機能維持を考慮した設備計画・運用について研究し、脱炭素社会の実現や災害時の建物機能維持を追求する。
・建築・デザインコース:空間デザイン研究室では、学生自身が「空間」を定義して自由に設計・制作のテーマを考え作ることを通じて、空間における出来事をデザインする力を養う。
■情報学科
◇最先端IT技術の実践的学習
AI、ビッグデータ、量子コンピュータなどの最先端情報技術を1年次から学び、第4次産業革命を牽引する人材を育成する。
◇3つの専門コースによる専門性の深化
3年次から「情報エンジニアリングコース」「メディア情報コース」「データサイエンスコース」に分かれ、各分野での専門知識と技術を深める。
・情報エンジニアリングコース:インターネットやモバイルネットワークの基礎から応用までを学び、持続可能な社会に貢献する技術者を育成する。
・メディア情報コース:音楽・画像・映像などのコンテンツ制作からWebサイトの企画・制作・運用までを総合的に学び、創造産業で活躍できる人材を育成する。
・データサイエンスコース:膨大なデータから有益な情報を抽出し、AIを活用したサービスの提供など、データエンジニアリングの技術を学ぶ。
◇実践的なプロジェクト学習
「情報学プロジェクトⅠ・Ⅱ」では、少人数のチームで企画から設計、構築、評価までを行い、実社会で役立つシステムを開発する。
◇高い就職実績と資格取得支援
上場企業への就職者が多く、各コースの特性に沿った資格取得を積極的に支援しており、女子学生のキャリア形成にも最適な環境を提供する。
■経営ビジネス学科
◇チームで課題解決できる人材の育成
1年次からフィールドワークやグループワークを取り入れた実践的な講義を行い、チームで活躍できる人材を育成する。
◇少人数制による徹底したサポート
学生7人に対し教員1人という少人数体制で、個々の学生に対する丁寧な指導を行う。
◇2つの専門コースでの専門性の深化
3年次から「経営マネジメントコース」と「グローバル経営コース」に分かれ、各分野での専門知識と技術を深める。
・経営マネジメントコース:経営学や会計学、マーケティングなどを学び、実際の現場で即戦力として活躍できるよう実践的な演習を実施する。
・グローバル経営コース:国際的な視野に立ち、グローバル社会における組織経営に関わる能力を養成する。
◇実践的な教育と研究
実際の企業研修で使われているケーススタディや、企業との共同プロジェクトを通じて、理論だけでなく実践的なスキルを身につける。
◇高い就職実績と資格取得支援
上場企業への就職者が多く、各コースの特性に沿った資格取得を積極的に支援しており、女子学生のキャリア形成にも最適な環境を提供する。
アドミッション・ポリシー
①自然科学や人文・社会科学の学修に必要な基礎知識、思考力、判断力、表現力を持っている人。
②新たなテクノロジーやイノベーション、世界の動向に強い関心があり、専門分野に偏ることなく広く学ぶ意欲のある人。
③これからの新しい社会を築く試みに主体性を持って取り組み、多様な人々と協働する姿勢を持っている人。
④大学で学んだことを生かして、地域社会や国際社会に貢献したい人。
⑤実学教育と文理協働の発想に基づく教育に共感する人。
キャンパス
福岡キャンパス(産業理工学部)
〒820-8555 福岡県飯塚市柏の森11-6
教育研究上の目的・ポリシー
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学生数
1,730人(2024年現在)
特色
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