日本体育大学の総合型選抜の出願はWeb出願のため、冊子の配布はありません。出願の要項や書類の確認は、大学HPでチェックしましょう。今年度(令和5年度/2023年度)総合型選抜の学生募集要項は、7月中旬頃に公開予定です。
今回は昨年度の募集要項と過去の出題内容をもとに、記事を作成しています。
日本体育大学の総合型選抜の概要
日本体育大学の総合型選抜は、全学部で実施される課題探究型・プレゼンテーション型と、一部の学部で実施されるトップアスリート型・運動適性型の4種類です。
課題探究型は募集枠が多く、9月出願、10月に試験の入試です。意欲・適性を評価する面接や、小論文試験等で評価される選抜試験です。
プレゼンテーション型は11月出願、12月に試験の入試です。資料作成やプレゼンテーションを通して、意欲・適性・知識を評価される選抜試験です。
日本体育大学の総合型選抜の日程・入試までの流れ
今年度の募集要項で出願の条件を確認しましょう。2022年度の課題探究型・プレゼン型の入試では、「原則として全体の学習成績の状況(評定平均値)3.0 以上」という基準が設けられていました。
出願書類はホームページから入手して作成します。web出願の手続きをし、出願書類を郵送します。
課題探究型:2022年9月1日(木)~2022年9月21日(水)
プレゼンテーション型:2022年11月1日(火)~2022年11月11日(金)
プレゼンテーション型では試験の前に、書類での一次選考があります。
課題探究型:2022年10月15日(土)16日(日)*学部により異なる
プレゼンテーション型:二次選考日:2022年12月3日(土)
課題探究型を受けて万が一不合格の場合は、その結果を受けてプレゼンテーション型に出願することができます。
課題探究型:2022年11月1日(火)
プレゼンテーション型:2022年12月8日(木)
課題探究型:2022年11月16日(水)
プレゼンテーション型:2022年12月16日(金)
日本体育大学の総合型選抜の試験内容
※詳しい試験内容は必ず今年度の要項で確認しましょう。
<課題探究型>
①出願書類
②総合考査(60分)
③個人面接10分 面接の冒頭で自己PR(2分以内)を行う
※スポーツ国際学科は、自己PRを英語で行う(面接は日本語で行う)
④実技試験【武道教育学科のみ】※動画提出
<プレゼンテーション型>
①出願書類
②プレゼンテーション
日本体育大学の総合型選抜の過去問
小論文の過去問は大学HPに公開されています。↓
https://www.nittai.ac.jp/exam/com/kakomon.html
学科ごとに問題が異なるため、事前に自分の志望する学科の過去問を読んでおきましょう。
また、各学部・学科で学ぶ内容に合わせて、若干傾向が異なります。
たとえば、スポーツ国際学科では「オリンピック」(日本がメダル獲得数を増やすには)、
スポーツライフマネジメント学科では「スポーツと社会のかかわり」(競技人口・スポーツ人口を増やすには)、
児童スポーツ教育学部では「子どもとスポーツ、健康」(子どもの体力を向上させるには)、
などと出題されやすいテーマが分かります。
出題されるテーマが分かっていれば、対策もしやすいですね。
必ず過去問をチェックして、背景知識を勉強しておきましょう。
(傾向については下でも解説↓)
日本体育大学の総合型選抜の出題の傾向と対策について
募集要項には、下記のようにどんな力を評価するのかが明記されています↓
<小論文で問われること>
志望学部・学科での学修に関わる基礎的内容に関して自身の考えを文章表現し、理解力、文章構成・表現力、分析
力等を論述する。
<面接・プレゼン・課題で問われること>
直接の対話や出願時に提出する課題論文等により、学力試験では測ることのできない適性や意欲、熱意・関心等を
多面的に評価する。
合格するための対策のポイント!
まず、志望理由書について、
「志望する学部の3つの方針や学科の定める出願要件をよく読み、あなたの今までの学びや体験から、学部・学科を志望するに至った理由と、入学後の計画(学習計画・競技計画・目標等)」
を800字~1000字で記述するというのが一昨年の入試でした。
分量は標準ですが、盛り込む内容が多いので、うまくアピールできるように組み立てることが大切です。
日本体育大学の求める人材と特色をよく理解し、合致する点をアピールしていきましょう。
次に小論文や総合考査について、
前述のように、学科ごとに出やすいテーマが決まっているため、
まずは過去問をチェックしてみましょう。
現在起きているスポーツや健康に関する問題が指摘され、その解決策を問う問題が過去に多く出題されています。
ですので、日本のスポーツにおける現状には、どんな問題や課題があるのか、解決に向けてどんな取り組みがなされているのか、を勉強しておくことが必要となります。
日本のスポーツの課題と解決策については、スポーツ庁のHPなどで詳しく知ることができます。
また、オススメなのが「スポーツ白書」です。
日本におけるスポーツの現状と課題・目標がまとまっており、持っておくと便利です。
これらの背景知識を勉強しつつ、いろんな過去問を解き、何度も添削してもらって、文章力を高めましょう。
yoursの日本体育大学 対策
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日本体育大学 合格者の声
スポーツマネジメント学部
スポーツライフマネジメント学科
埼玉県 Sさん
「合格」の2文字を見たときは驚きと同時に、この時まで頑張り続けて良かったと思いました。志望理由書と課題作文を何度も添削し、面接練習に付き合ってくれた先生方や、塾に通わせてくれた両親には感謝しかないです。自分では完璧と思った作文が、赤い文字でびっしり添削されて返されたり、面接練習でうまく返答できなかったり、受験生をやめたいと思うことも何度もありました。ですが合格の文字を見たときに、あきらめなくて良かったと強く思いました。合格のために頑張り続けた自分のことをほめてあげたいです(笑)塾に通っていなかったら、こんなに自分の志望理由と向き合うことも、磨くこともできていなかったと思うので、通って良かったなと思います。また、この講座を取ったことで、本気で自分の入試とも向き合えたと思います。学びたい分野の専門知識を勉強することで自分自身にもとても役立ちました。
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