総合型選抜のための対策は、いつから始めるべき?入試の流れとモデルスケジュールを解説!

総合型選抜の受験が迫り、いつから対策を始めるべきか焦っていませんか?
結論、今すぐ対策を始め、書類などの準備を行うべきです!

本記事では、総合型選抜を始めるべき具体的なタイミング、総合型選抜入試の流れ、総合型選抜受験におけるモデルスケジュールについて詳しくご説明します。

この記事を読んで、受験スケジュールを把握しましょう!

目次

1.総合型選抜の対策はいつから始めるべき?

「総合型選抜の受験を考えているけど、対策っていつ頃から始めたらいいの?」

そう思った今、すぐに対策を始めましょう!

(1)早ければ早いほど合格率が高まる

総合型選抜(旧AO入試)の対策は、学年に関係なく、できる限り早いタイミングから対策を始める方が有利と言えます。

大学によっては、学校の評定や活動実績を重視するところもあるため、成績維持や活動実績作りのために、今このタイミングから準備を始めることが重要です。
また、これらの条件が課されていない場合でも、ほとんどの大学が志望理由を求めてきます。
志望理由を作成するためには、自己分析を行ったり大学や学部について深くリサーチを行なったりする必要があります。

ですので、余裕を持って質の高い書類を提出するためにも、学年に関係なくできるだけ早くから対策を始めることを推奨します。

(2)できれば高校1年生、2年生の時から

 

高校1年生、2年生のタイミングで志望大学などが決まっていない場合は、出願できる大学の幅を広げるためにも、成績を上げることや活動実績を作るための時間を作ることをお勧めします。

活動実績というと、部活動やコンクールなどを想像される方も多いですが、これらだけでなくボランティア活動や学内外の活動など、様々なものがあります。
まだ出願に余裕がある高校1年生、2年生の皆さんは、ご自身が興味ある活動を調査してアクションを起こすといいでしょう。

また、英検やTOEICなどの英語資格をはじめとする何らかの資格の勉強・取得を目指すのも一つの手段です。

(3)高校3年生の春から対策する場合

現在高校3年生で総合型選抜受験を考えている方も、この春からしっかりと対策をすれば、十分合格の可能性があります。

総合型選抜受験者の中には、夏の引退まで部活動をして、そこから対策を始める人も一定数います。
専門的なサポートなどを受けながらしっかりと対策を行えば、合格の可能性は必ずあります。

ですが、大学によっては小論文や面接試験がある場合もありますので、高校3年生の春から準備をスタートさせることが理想です。
夏頃から対策を開始するとなると、どうしても時間的余裕が限られてしまうため、より質の高い出願書類を作成することが困難になってしまいます。ですので、できるだけ早めから対策がいいでしょう。


また、高校3年生から対策を始める場合は、総合型選抜の対策を専門とする塾などに一度相談することをおすすめします。

入塾するかどうかではなく、ご自身の現状やご自身に合った理想の受験スケジュールを組むためにも、無料相談などの利用を推奨します。

2.総合型選抜入試の流れ

総合型選抜(旧AO入試)には、一般選抜とは異なり出願時期が年内の9月頃から始まるという特徴があります。

具体的な総合型選抜入試の流れについてご説明します。

(1)募集要項発表開始(6月〜)

例年6月頃から各大学の募集要項が発表されます。

募集要項には、応募資格や出願時期、必要書類、試験についてなど非常に重要な情報が記載されていますので、必ず隅々まで確認しましょう。
募集要項は、大学のホームページからも確認できますし、大学から取り寄せることも可能です。

入手方法は大学によって異なりますので、一度志望大学のホームページをチェックしたり大学窓口にお問い合わせください。

(2)願書配布(7月〜)

 

7月になると、願書の配布が開始されますので、必ず入手しておきましょう。

願書の受け取り方や提出方法も大学や学部、入試方式によって異なりますので、よく確認しておきましょう。

願書は、大学の入試説明会やオープンキャンパスなど大学を訪問する際に入手する方法のほかに、大学のホームページにある申込フォームから請求する方法があります。
また、書店や予備校などから入手できる場合もあります。

(3)出願手続(9月〜)

願書の提出や受験料の納付などの出願手続は、大体9月から12月にかけて行われます。文部
科学省によって、「出願時期は9月以降」と定められています。(文部科学省)

こちらも大学によって出願開始時期や締切などは異なりますが、おおよそ夏休み明けから出願が始めるという認識を持っておくといいでしょう。

出願する際は、提出を求められている書類がきちんと揃っているか、締切は「必着」か「消印有効」かなどをしっかり確認しておきましょう。

(4)入試(9月〜2月)

出願手続きを無事終えられたら、いよいよ試験が始まります。

早い大学だと9月の出願後すぐ試験が開始され、多くの大学が10月から11月にかけて試験を実施します。
国公立など、年明けから2月にかけて試験を行う大学もあります。

ほとんどの場合、出願を終えて間もなく面接や小論文試験などが始まりますので、早め早めの準備をしておくことで合格の可能性が上がります。
また、併願で複数の大学を受験する場合、並行して出願書類を作成するために、スケジューリングが重要となってきます。
もちろん、一つの大学の書類を完成させられれば、他の書類もスムーズに作成できますが、内容をまるまる同じにするわけにはいきません。

ですので、早いタイミングから対策準備を行っておくことが大切なのです。

(5)合格発表(11月〜)

入試も無事終わったら、合格発表は、11月から12月にかけて行われることが多いです。年明けから2月にかけて試験が行われた大学の合格発表は、2月から3月初旬にかけて発表されます。

総合型選抜では、大体の場合年内に合格が決まることが多いため、大学側が入学前教育を行うケースもあります。
具体的には、学部や選考に関するレポート執筆や課題図書など様々です。

3.総合型選抜受験におけるモデルスケジュール

総合型選抜において合格を勝ち取るためには、できるだけ早い段階から対策を始めておくことが重要です。

総合型選抜での合格可能性を高めるための理想のモデルスケジュールを順にご紹介していきます。

(1)高校1年生・2年生

まず、高校1年生・2年生という受験では早いタイミングから、沢山アクションを起こし、対策準備を行うことが大切です。

具体的にはまず、色々な大学のオープンキャンパスへ行き、大学の情報を収集することです。高校3年生でもオープンキャンパスには行けますが、早いうちから情報収集をしておくことで、受験直前は出願資料の作成や試験準備に集中することができます。

また、学校の勉強も怠らず、成績を維持することを心がけましょう。最初の方にお伝えしたように、総合型選抜では「基礎学力」が合否の判断材料となります。
ですので、日頃から勉強をしっかり行い、学校の成績維持や資格取得など学力をつけることに注力しましょう。

さらに、書籍・新聞・ニュースをチェックし幅広い分野に関心を向けることも重要です。
例えば総合型選抜の小論文試験や面接では、最近の時事問題について聞かれることが多々あります。
早くからこのような知識をつけておくことで、知見が広がるだけでなく、入試に有利に働くのです。

(2)高校3年生春〜6月まで

高校3年生の春から6月までの間にしておくべきこととして、以下の4点が挙げられます。

・志望校を決定し、昨年度の入試情報をチェックする
・体験授業やオープンキャンパスに参加する
・志望する学部に関連する知識や情報を収集する
・「志望理由」の作成を始める

まずは、志望大学を決定し、昨年度の入試情報を大学ホームページなどから確認しましょう。ほとんどの場合、昨年度の入試情報が公開されており、例年類似した内容で入試が行われます。

また、実際志望校の体験授業やオープンキャンパスに参加し、大学の雰囲気を感じたり気になる教授を探したり、身をもって情報を集めましょう。
それだけでなく、ネットや大学のパンフレットなどを用いて、自身が志望する学部に関する知識を習得しましょう。
例えば、大学のシラバスや学部の教授などを調べてみるといいでしょう。

そして実際に、志望大学への志望理由を作成し始めましょう。
ご自身だけで志望理由を作成することが困難な場合は、専門的な助けを借りることも一つの手段です。

(3)募集要項発表〜入試まで

 

早くて4、5月から、大体6月ごろから大学の募集要項が発表されます。まずはご自身の志望大学の募集要項を確認し、出願資格を満たしているかや試験内容などをしっかり確認しましょう。

次に、出願期間から逆算して志望理由などの出願書類を完成させましょう。できるだけ早く出願書類を完成させることで、二次試験の面接や小論文試験の対策準備を行うことができます。

出願書類の作成・二次試験の対策準備と並行して、引き続き志望大学の情報収集を行うことをおすすめします。
例えば面接などで志望大学について問われた際、沢山情報を収集していた方が、スムーズに応答することができます。

まとめ

総合型選抜の対策はいつから始めるべきか?

答えは、その疑問を持った今、すぐにでも準備を始めるべきです!

本記事では、具体的な入試の流れや理想のスケジュールとともに、対策を早期に始める理由をご説明しました。

全国オンライン総合型選抜専門塾yoursでは、無料個別相談会を設けています。この機会に、一度ご利用をご検討ください。

入塾ありきではなく、合格を勝ち取るために今何をすべきかなど、相談者様に寄り添って一緒に考えさせていただきます。

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