地方進学した理由は?国際関係って?講師インタビュー①(北九州市立大/外国語学部国際関係学科)

「パーソナルコーチってどんな人なの?」
「現役大学生の”リアル”が知りたい!」
「全然進路定まってないけど、先輩方はどうやって決めたの?」
などなど、高3生の皆さんはこの時期、疑問でいっぱいではありませんか?

今回は、北九州市立大学・外国語学部国際関係学科に通う現役大学生講師に話を伺ってきました!

目次

  1. 国際関係って?
  2. 先輩はなぜ国際関係学科に進んだの?
  3. 北九州市立大学を志望した決め手は?
  4. 授業の内容は?
  5. 卒業後の進路は?
  6. 大学の雰囲気は?
  7. 授業外は何をしているの?
  8. 先輩の受験失敗談
  9. 受験生へメッセージ!

1. 国際関係って?

二国間や他国間での国同士の関係や、国際社会における諸問題を、政治学・歴史学・社会学・経済学などの多様な視点から検討し、現実に対処する方法を考える学問です。

2. 先輩はなぜ国際関係学科に進んだの?

高校では理系選択だったとお聞きしましたが、なぜ文系である国際関係学科に進学したのですか?

もともと高校入学時は、海洋生物や水族館が好きなこともあり、水産や海洋系の学科に進学しようと理系の生物クラスに在籍していました。しかし、進路先を考えるにあたり、理系の大学に進学し、実験をしたり研究をしたりしている自分の姿があまりピンと来なかったこと、社会科目が得意でかつ、好きだったことから文転を決意しました。国際関係学科を選んだのは、国際関係を通して、経済学や社会学など様々な学問に触れられること、現代社会や海外のニュースに昔から興味があったことなどが理由です。

3. 北九州市立大学を志望した決め手は?

首都圏にも大学はたくさんありますが、なぜ北九州市立大に進学したのですか?

1番の決め手は、公立大学であるのに共通テスト3教科・2次試験は英語の筆記試験のみで受けられ、かつ、国英社の比率が1:1:1であった点です。部活一筋で受験のスタートが遅かった私にとって、いかに科目量を絞って国公立大学を受験できるかが重要だったので、教科数が少なく、苦手なリスニングや古文を得意の社会科目でカバーできた点は非常に大きかったです!
また、中学生頃から「大学生になったら一人暮らしをしたい」と考えており、地方に進学することに憧れがあった為、進学先は地方国公立大学を前提に考えました。

4. 授業の内容は?

授業はどのような内容のものがありますか?

授業のカリキュラムは、英語・第二外国語(中国語or朝鮮語)・教養科目・専門科目の4種類から構成されています。英語も第二外国語も、ネイティブの先生と日本人の先生の両方が担当してくださり、読む・聞く・書く・話すの4技能を伸ばすことを目指します。教養科目は、様々な分野領域から自分で選択します。専門科目は、米英アジアを中心に、各国の歴史や文化を学ぶ講義と、国際関係の理論や事象について学ぶ講義があります。

2年次前期時間割の一例

5. 卒業後の進路は?

卒業後の進路は?

民間就職の他、公立大学なので公務員志望の学生も多いです。地方出身の学生が多いので、卒業後は地元に戻って地方公務員や教員を志す学生もいます。
民間企業では、学科での学びを生かし、貿易・物流・航空業界を志す学生が多い印象です。また、たまにですが、国際協力をするためにJICA等のNPO法人に就職を希望する学生もいます。

6. 大学の雰囲気は?

大学の雰囲気はいかがですか?

市立大学にもかかわらず、5学部10学科を設置しているので、様々な人に出会えて楽しいです!私の大学では、半数以上の学生が一人暮らしなので、一人暮らしならではの楽しさもあります!
大学自体はそれほど大きくありませんが、アクセスは良好です!市街地やバイト先まで、大学前のモノレールから一本で向かうことができます!

7. 授業外は何をしているの?

授業以外では、どんな学生生活を送っていますか?

授業以外の早朝や夜、休日はカフェと居酒屋でアルバイトをしています。また、授業と授業の空いている時間(通称:空きコマ)は、友達の家に集まって課題をしたり、サークル活動に参加したりして過ごしています。
今年の春休みは、大学の生協組合の、新入生の入学準備をお手伝いする学生スタッフとしてアルバイトをしていました!アルバイトといえど、お部屋の内見やパソコンの営業など、様々な業務を任せていただき、すごく勉強になりました!

友人の19歳の誕生日と
友人4人と行った昨年末の天神クリスマスマーケット

8. 先輩の受験失敗談

私の高校は、99%の学生が4年制大学に進学する学校であり、そのうち推薦という形で受験する学生は、学校型選抜(指定校推薦)のみ、総合型選抜での受験は推奨されず、結局、ほとんどの生徒が一般入試で受験していました。大学入学後、国公立大学でさえ、3割の学生が推薦入試(学校選抜型+総合型選抜)で入学していることを初めて知り、私自身、総合型選抜で利用できる強みを高校時代培っていたにもかかわらず、それを発揮する場すら設けず、一般受験で進学したことを大いに悔やみました。
一般入試が主流という考え方は、もはや「時代遅れ」です。自分の可能性や進路選択を広げる手段として、ぜひ、早期から検討してください!

9. 受験生へのメッセージ!

受験生へのメッセージをお願いします

私は、自分がどこに進学するかは結局のところ”ご縁”だと考えています。ですが、これは努力した人間だからこそ、言っていい言葉であり、腑に落ちるのだと思っています。ですから、「ここまで頑張った!あとはご縁があるところに落ち着く」と思えるくらいやり切ってください!私たちは、あなたの努力する姿を心から応援します!

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