総合型選抜の勉強法
小論文のキホン
「原稿用紙の使い方・ルール」をおさらいしよう!
原稿用紙のルール
- 指定字数の8割以上は書く。多いほど良い。
ただし指定字数を絶対に超えない。
●字程度という指定の場合は、±1割程度を目安にしよう。 - 適切に段落を分ける。200字で一段落くらいが目安。
改行したら次の段落の最初は1マス開けて始める。 - タイトルは書かず、一行目から本文を書き始める。
一行目の最初と段落の最初は1マス開ける。 - 小文字、句読点(、や。)、符合(「」など)は1マス使う。
ただし句読点や符号は行の先頭におかない。
一行前の最後のマスの文字と同じマスに入れる。
とじかっこ(」)と句点(。)は1マスにまとめて書く。
小文字や「ー」は行の先頭にあってOK。 - !や?は原則使わない。
- 会話や引用は「」を使い、書名は『』を使う。
書き言葉のルール
小論文や志望理由書等では「書き言葉」のルールに従って書く。俗語、省略語などの「話し言葉」は使わないように気をつけよう。
- 話し言葉
- =友達と会話するようなくだけた言い方
- 書き言葉
- =文章を書くときの、かしこまった堅苦しい言い方
- 話し言葉の例:
「とか」→「など」、「みたいな」→「のような」、「友だち」 →「友人」、「~してる」→「~している」、「~ちゃった」→「~てしまった」、「ネット」→「インターネット」、「けど」→「けれど」 - 一人称を使う場合は「私」を使う。
- 原則、常体「~だ。~である。」を使う。
分かりやすく書くためのポイント
- 主語と述語を対応させる。
- 一文は80字以内程度までにして短く簡潔にする。一文が100字を超えると読みづらくなる。
- 修飾語と被修飾語を近くに置く。遠いと修飾関係が分かりづらくなり読みづらくなる。
- 先に結論を述べる。抽象→具体の順に説明する。例を述べる場合などは「例えば」など接続語で分かりやすくする。
- 初めて読む人に分かるように書く。説明の言葉が足りていないことが多いので、できるだけ詳しく書くことを意識する。
- 難しい言葉を無理に使う必要はない。平易な言葉で書く。
- 課題文の抽象的な表現・比喩表現は、適切な表現に直す。課題文を読んでいない人にも伝わるように書く。
このページでは、小論文や文章を書く上での基本となる原稿用紙の使い方、文章のルールをおさらいしました。
忘れてしまったときはいつでも参照して定着させましょう!。
忘れてしまったときはいつでも参照して定着させましょう!。