原稿用紙のルール

  • 指定字数の8割以上は書く。多いほど良い。
    ただし指定字数を絶対に超えない。
    ●字程度という指定の場合は、±1割程度を目安にしよう。
  • 適切に段落を分ける。200字で一段落くらいが目安。
    改行したら次の段落の最初は1マス開けて始める。
  • タイトルは書かず、一行目から本文を書き始める。
    一行目の最初と段落の最初は1マス開ける。
  • 小文字、句読点(、や。)、符合(「」など)は1マス使う。
    ただし句読点や符号は行の先頭におかない。
    一行前の最後のマスの文字と同じマスに入れる。
    とじかっこ(」)と句点(。)は1マスにまとめて書く。
    小文字や「ー」は行の先頭にあってOK。
  • !や?は原則使わない。
  • 会話や引用は「」を使い、書名は『』を使う。
  • 算用数字は1マスに横ならびに2字入れる。漢数字は1マスに1字入れる。縦書きの場合、漢数字が基本。西暦は「千九百一年」ではなく「一〇九一年」と書く。それ以外は「一万人」などと書く。
  • アルファベットの書き方:
    小文字は横書きの場合、1マスに2字、大文字は1マスに1字。小文字で3字の場合は1マス目に2字、2マス目に1字(半分スペース開ける)で書く。

    縦書きの場合は1マスに1字入れる。長い単語や、単語をいくつか並列して書くときは、横に倒して書く。
    作文用紙横書き

書き言葉のルール

小論文や志望理由書等では「書き言葉」のルールに従って書く。俗語、省略語などの「話し言葉」は使わないように気をつけよう。

話し言葉
=友達と会話するようなくだけた言い方
書き言葉
=文章を書くときの、かしこまった堅苦しい言い方
  • 話し言葉の例:
    「とか」→「など」、「みたいな」→「のような」、「友だち」 →「友人」、「~してる」→「~している」、「~ちゃった」→「~てしまった」、「ネット」→「インターネット」、「けど」→「けれど」
  • 一人称を使う場合は「私」を使う。
  • 原則、常体「~だ。~である。」を使う。

分かりやすく書くためのポイント

  • 主語と述語を対応させる。
  • 一文は80字以内程度までにして短く簡潔にする。一文が100字を超えると読みづらくなる。
  • 修飾語と被修飾語を近くに置く。遠いと修飾関係が分かりづらくなり読みづらくなる。
  • 先に結論を述べる。抽象→具体の順に説明する。例を述べる場合などは「例えば」など接続語で分かりやすくする。
  • 初めて読む人に分かるように書く。説明の言葉が足りていないことが多いので、できるだけ詳しく書くことを意識する。
  • 難しい言葉を無理に使う必要はない。平易な言葉で書く。
  • 課題文の抽象的な表現・比喩表現は、適切な表現に直す。課題文を読んでいない人にも伝わるように書く。
このページでは、小論文や文章を書く上での基本となる原稿用紙の使い方、文章のルールをおさらいしました。
忘れてしまったときはいつでも参照して定着させましょう!。

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